片づけを進める際、ものを「分類」していくステップがありますよね。いろんな人の片づけ方を見ていて興味深いのが、この「分類」が、本当に人によってさまざまなことです。
たとえばキッチンだと、「鍋」は火にかけて使うから「フライパン」と同じグループとする人(=ガス周りに収納)もいれば、「鍋」には水を入れてから使うことが多いから「ボウル」と同じグループとする人(=シンク周りに収納)もいたりして。
どちらが正しいというわけではなく、ライフスタイルや道具の使い方、性格なんかを考慮して、自分に合った「分類」を見つければいいのだと思います。そういう、正解がひとつじゃないところが、文系女子なわたしが「片づけっておもしろい!」と感じる理由のひとつです:)
ちなみにわたしは、お邪魔するおうちで、しょっちゅう「へーーーー!」って言ってるらしいです(←感心しっぱなし)
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「へー」の宝庫です(なんだか言い方がおかしい)↑
そういう意味で、わが家の「分類」も、一般的なご家庭からみると「?」な点が多々あると思います。
たとえばこちらは「工具」の収納。2カ所に分けて収めています。1カ所はアクセスのよい玄関の収納スペースへ:
工具のうち、かなづち、ペンチ、ドライバーといった日頃からよく使うもののほか、家のメンテナンス用品(木工用ボンドやフローリング用クレヨン、椅子の補修用ラッカー、家具のクッションシートなど)を同じグループとしてまとめ、ボックスに入れて収納しています。
そのほかのものは少しアクセスの悪い、別の収納スペースへ:
こちら(上段)には、工具のうち使用頻度の低いものをまとめて収納。バッテリードライバーやタッカー、のこぎり、各種クギ類、丸ペンチ、ニッパー、はたまた「はんだごて」など、年に数回使うか使わないか…といったものを収めています。
実は以前は、これらすべてを「工具」としてまとめて収納していました。よく使う工具といっても、月に1度使うかどうか……といった程度なので、家庭内にあるそのほかのものの使用頻度に比べると低め。そのため、出し入れに多少手間のかかる場所で一元管理していたんです。
そうすると!
・椅子の脚のネジがゆるんできた
→工具を出すのが面倒なので放置。
・フローリングに傷ができた
→工具を出すのが面倒なので放置。
・壁にかけた絵の配置を少し変えたい
→工具を出すのが面倒なので放置。
と、放置のオンパレード! 家のメンテナンスが後回し、後回しになってしまいました。
それで、工具をまとめて「ひとつの分類」として管理するのではなく、さらに分類を進め、よく使う「1軍」、ときどき使う「2軍」に分けて収納するようにしたところ、気づいたときにメンテナンスできるように(それでも「瞬時」にはできませんけれど?)
片づけでは、収納方法を考えるのは「あと」、収納場所をよく考えてみるのが「さき」。さらにその前に、自分のフィルターを通してものを分類しておくことが大切と言われています。わが家の工具収納の一件は、まさしく片づけの順番に沿って見直した結果、うまくいったパターンなのかなと、改めて感じる今日この頃です。
あ、2年前にも同じこと書いてますよ:
・工具の収納(ネジ、のこぎり、電動ドライバー ETC.)
わたしの記憶力っていったい……。その頃と少し収納方法や収納場所が変わっているということでひとつ(汗汗)
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