片づけ業界(?)に身を置いていると、いろんなタイプの人にお会いできて楽しいです:)
ときどき「ものが多くても、サクッと収納スペースに収められる人」に出会うのだけれど、そういう人は大抵、空間認識能力が高いと言われています。
以前、SUUMOジャーナルで取材させていただいたかみてさんもそのタイプでした。かみてさんち↓
恥ずかしながら……実はわたしも同じタイプです(自分で言った!)
だからこそわかるのだけれど、片づけ面では、空間認識能力の高い人には、メリットばかりでなくデメリットもあります。
ものの量と収納スペースの容量の関係が感覚的にわかってしまうということは、無意識のうちに「まだ入る場所」がわかるということ。
そうなると危険ですよ。人間は隙間を見つけると埋めたくなる傾向があるので、まだ入る場所を目にすると「もうちょっといいかな?」と、ついついものを詰め込んでしまうんですーーーっ!
もちろん、全員がそういうわけではありません。ただ、わたしの場合、恥ずかしながらそれが顕著です。
潜在意識に打ち勝つために「がんばる」だけでは続かないので、わたしは仕組みで対抗?しています。
たとえばこういったストック品↑ 収納スペースに隙間があると、無意識のうちに買いすぎてしまいます。それを防ぐために活用しているのがこちら:
ボックスという「枠」です。
たとえば、
など、ボックスごとにジャンルを決めてストック品を収めます。
「ストックしていいのは、その箱に収まるまで」と決めておけば、無意識のうちに買いすぎることはありません。
片づけの対象って、今あるものだけでなく、新たに入ってくるものも含まれるんですよね。参考に↑
ポイントは、ひとつのボックスに、ストックの最大量が収まる単位で分類すること。
たとえば、「ラップ大小各1、ジッパーバッグ大小各1」が、自分の考える「キッチンで使う保存用品」のストックの適正量なのに、その全部がひとつのボックスに収まらないとなると、「枠」の仕組みが機能しなくなります。
そういう場合は分類を見直して、1ジャンル=1ボックスが維持できるまで、分類を小さくしていけばOK:)
(箱を大きくするというのも選択肢のひとつですが、あまり収納用品の種類を増やしてしまうと管理が複雑になるから、わたしはおすすめしていません)
目的は無意識のうちに詰め込んでしまう自分の潜在意識に対して、視覚的に「はっ」とさせることなので、「枠」のスタイルは何でもいいように思います。
わざわざボックスを買わなくても、手持ちの空き箱を使ってもいいし、ブックスタンドで仕切ってもいい、棚板にマスキングテープでマークしても大丈夫ということです:)
……長くなってしまいましたが、昨日たまたま収納に関する打ち合わせをしていて、「買いすぎちゃうよね〜」という話がでたので、改めて「わたしのやり方」をまとめてみた次第です。
わたしと似たタイプで「知らないうちに、ものが増えすぎてしまう」という方は、ちょこっと試してみてくださいね:)
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