2月末から、半年以上も続いている夫の在宅ワーク。7月までは完全在宅でしたが、最近は週1〜2日程度、出社するようになりました。
それまでも、それ以前も、フリーランスで働くわたしはずっと在宅ワークが中心です。
今日は、夫婦揃って在宅ワークなわが家で、お互いストレスなく働くために取り入れている5つのことをご紹介します^^
ご参考までに、うちは三人+一匹家族で60平米2LDKのマンション住まい。リビング隣接の個室のドアを開放して、現在は1LDKとして使用しています。
1. 夫婦それぞれの働く場所を分ける
夫の在宅ワークがスタートした当初は、子どもも休校で自宅にいたため、リビング・ダイニングに家族三人が集合して、それぞれが仕事、勉強をしていました。
……が! そうすると結局、だれひとりとして目の前のことに集中できないことが判明。
その後、夫の在宅ワークスペースを、リビング・ダイニングから離れた寝室の一角に移動してみたところ、夫曰く「おこもり感満載で、すごく集中できる」とのこと。
現在は学校が再開して、日中、子どもは不在ですが、夫婦のワークスペース分離は継続しています。仕事中に相手の存在が目に入らないと、やっぱり集中度が違う!
2. 夫婦それぞれの働く環境を整える
コロナ禍があけても、夫の在宅勤務はある程度、続くだろうということが予想されたので、夫専用のデスクを購入しました。
>>>家が狭くてもできる!今後も続く在宅勤務のためにつくった夫のワークスペース
より快適な姿勢で仕事ができるようワークチェアも導入。
>>>【ワークチェア選び】狭い家でも置けて、インテリアの邪魔にならないハーマンミラーのセイルチェア
以前は私物Mac+会社PCの2台体制でしたが、デュアルディスプレイで仕事できるようモバイルモニターも導入。
この先の勤務形態が不透明なので、価格の下がっているデスクトップ型モニターに後ろ髪ひかれつつ、使用頻度が落ちても邪魔になりづらいモバイルタイプをあえて選び、スタンドに固定して使っています。
AirPods Proも採用(知らぬ間に専用ケースも!)
一般的なノイズキャンセリング機能付きイヤホンだと遮音して自分の話す声が聞きとりづらくなくなるのだけれど、外音取り込み機能を備えたAirPods Proは自分の声がクリアに聞こえます。だからビデオ会議でも◎です。
……など、できる範囲で夫が働く環境を整えたことは、結果的にお互いの生産性を引き揚げてくれました。
夫婦で在宅ワークしていると、相手が集中できずにソワソワしている=自分もソワソワする。相手がしっかり集中している=自分も集中できる。
……だから、夫婦どちらか片方だけでなく、どちらの環境も整えていくことが重要なんですよね(以前は、わたし用のデスクしかなかったので余計にそう思う)
3. お互いの出社日(外出日)を共有する
週1〜2回の夫の出社は不定期です。フリーで仕事をしているわたしのほうも、外出する日は不定期です。
毎朝、「今日は?」と確認し合うのも面倒なので、それぞれGoogleカレンダーにスケジュールを入力し、お互い確認できるようにしました。
こういう小さな面倒が積み重なると、雪だるま式に大きなストレスになっていくのは経験済み。小さい面倒こそ小さいうちに潰しておくよう心がけています。
4. 在宅勤務中の家事も仕事のうちと心得る
出社する日以外は朝8時から夜18時頃まで、基本的にずーーーーっと寝室に籠もって仕事をしている夫。寝室の掃除がしづらいです(汗)
それで、寝室のはたきがけ、掃除機がけを夫にお願いしてみたところ、「わたしに邪魔されずに、自分のペースで仕事がしたい」「快適な環境で働きたい・眠りたい」という本人のニーズ?とも合致したようで、朝、仕事にとりかかる前にちゃちゃっとこなしてくれるようになりました。
さらに言うと、「お昼ごはんどうする問題」というのもありますよね。うちは毎日、夫が夜ごはんをつくっている流れで、お昼ごはんも自然と夫がつくるようになりました。
ここでわたしは、夫に対して「仕事してるのに、かわいそう!」みたいな憐憫の情は抱きませんよ(そういうのは、夫が夜ごはんを毎日つくるようになった過程で終わった)。ただただ感謝して美味しく食べるのみ、です。
もちろんわたし(妻)だって在宅で仕事をしながら、掃除したり片づけたりゴミ出ししたりしているわけで……。
夫婦で在宅ワークするのであれば、職場と化した自宅で発生する家事も仕事のうちとして補い合い、感謝し合うことが大事だと感じます。
どちらか片方がすべて補うのでは、補うほうの人は仕事になりません。それこそ緊急事態です。
5. 積極的に話す機会をもつ
もともとよく会話をする夫婦ではありますが、夫の在宅勤務がスタートしてからも、よく話をするようにしています。
ときには松島屋の豆大福を食べながら。
ときには晩酌でハイボールを飲みながら。
一緒にいる時間が長くなるほど「話さなくてもわかる」みたいな幻想を抱きがちだけれど、それはやっぱり幻想です。
仕事について細かいところまで説明する必要はないものの、お互いの山場をうっすらとでも伝え合っておくことは大切だと思います。多少なりともわかっていれば、相手に対する気遣いもバックアップも可能なので。
反対に、状況がわからないまま、相手がなんとなくイライラしてたりすると、「なにイライラしてんのさ!」とか、こっちまでイライラしちゃってもう大変ですよ。
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以上の5つが、夫婦揃って在宅ワークなわが家で、お互いストレスなく働くために取り入れていることなのでした^^
それにしても今回、「明日から在宅勤務ね」と言われて、その日からスムーズに在宅ワークに入れたサラリーマンが、どれほどいたのでしょうかね。少なくともうちは困りましたよ。
家の広さのこと、部屋数のこと、間取りのことなど、物理的な課題ももちろんあるけれど、これまで日中不在だった夫や妻が常時在宅で仕事をすることで発生する課題って、それ以外にもたくさんあります。そこに小さい子まで加わったら、カオス中のカオスですよ。
職場がリモートワークに対応するのが大変!というのと同じくらい(もしくはそれ以上に!)家庭のほうも、リモートワークに対応するのは大変なのです。
>>>デスク周りの収納が不足!リモートワークが日常化して見直したこと(本・書類編)
……と嘆いたところで、この先も一定のかたちでのリモートワークは続いていくのだろうと思います。
だからこそ、山積みの課題のなかから、「解決できること」と「解決できないこと」を切り分けて、まずは「解決できること」から潰していくしかありません。
そこで「他人の家庭」と比べるとガッカリしちゃうことも多いので、比べる対象はあくまでも「在宅ワーク対応前の自分のうち」と「対応後の自分のうち」で。
わが家もまだまだ改善の余地あり、です。これからもぼちぼちと、できる範囲でトランスフォーメーションしていきたいと考えているのでした。
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こんにちは。 いつも参考にさせていただいています。
差し支えなければ、モバイルモニターのスタンドに何を使っていらっしゃるのか教えていただけませんか?
いわもさん、はじめまして^^
ちょうど今日、モバイルモニタのスタンドについて記事にしたところです!
よろしければあわせてチェックしてみてくださいね^^