狭い家での家具配置の工夫と転倒防止対策

大阪、北摂出身のわたし……。
今朝の地震には心底驚かされました。日本国内どこであっても、地震の心配がない場所はないのかもしれません。
大阪近郊のみなさまのご安全を、心より願っています……。

現場にいる方々には、「今それどころじゃない」ことと思いますが、少し離れたところにいるわたし達も、改めて災害に対する備えについて、考えておくべきなのかもしれません。

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背の高いオープン棚を愛用しているわが家の場合、家具の震災対策ができているとはまったく言い難いのですが……(よく尋ねられるので)ご参考までに、こういった背の高い家具は、上部をL字金具で壁に固定しています。

旧居の写真で失礼します。

「ふんばる君」のような商品との併用は、「したほうがよい」という人もいれば、「しないほうがよい」という人もいるので、むずかしいところです(画像をよ〜く見ると↑しています)。

冷蔵庫の上はL字の代わりにこれで固定。こういった商品のなかでは、デザイン的にもすっきりしています。

 

ちなみに旧居では、ベッドサイドに背の高い本棚を置いていたのだけれど、そちらも同じようにL字金具+ふんばる君で固定したうえで、ベッドに正面が向かないようにして配置していました。

実は、阪神・淡路大震災発生時、わたしはまだ大阪の実家に住んでいて、自室のベッドのなかにいたんです。ドーンッ!と突き上げるような大きな揺れで、部屋に置いていた背の高い本棚が倒れました。でも、そのときたまたま本棚がベッドの方を向かない家具配置をしていたため、怪我をしなかったんですよ。もしもあのとき、ベッドに向かって本棚が倒れてきていたら……と思うとぞっとします。

このブログの読者のみなさんも、わたしのように小さな部屋にお住まいで、寝室に家具を置かざるをえない方は多いと思います。災害に備えすぎて、残り99パーセントの日常生活に支障をきたすような暮らし方は望まないけれど……。「家の狭さ」という制約のなかでも、自分達ができる対策はないか、ひとりひとりが自分の責任において、考える必要があるのかもしれません。……わたし自身、これからも考えていきたいと思っています。

大阪に住む家族や友人とのやりとりで、なんだか今日は1日、そわそわして仕事が手につかなかった……。みんなが怪我をせずにいてくれたことはありがたいけれど、これから数日も油断せず、どうぞ無事に過ごせますように。これ以上、被害が拡大しませんように。

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