先日、日本ライフオーガナイザー協会のウェブマガジン「片づけ収納ドットコム」で、洗剤をいくつ持っているか?という話になりました。
片づけでお困りの方の中には、洗剤の種類を多く持ちすぎていたり、ストックの持ち方がわからなかったりして、お悩みの方も多くいらっしゃいますよね。
うちにある掃除用洗剤を書き出してみたところ、こんな感じになりました。
わが家の場合、普段の掃除では、左列の「基本の洗剤」で99パーセント事足ります。
にもかかわらず、右列の”より専門性の高い洗剤”も持っている理由は、使う場所や使う人によって、基本の洗剤より「強力に/ラクに」落とせるため、場面によって使い分けているからです^^
つまり「強力に/ラクに」はオプションなので、ここをなるべく持たないよう意識できれば、掃除用洗剤は減らせます(わたしはいっぱい持ってるけど)
掃除が大好きで洗剤を集めるのが趣味な人以外は、「基本の洗剤」についても、中性・酸性・アルカリ性まで各1種類ずつ+アルコールスプレーくらいで事足りるはず……なのですが、わたしはそこまでストイックになれないので、「兼ねられるものは兼ねてみる」くらいの考え方で管理している次第です。
そんなわけで今回は、わが家の「基本の洗剤」の使い方と置き場所についてまとめてみました。
CONTENTS
以前にもご紹介したことがあるけれど、わたしは普段の掃除用洗剤は濃縮タイプを一本もって、用途別に濃度を替えて使い分けるようにしています。
いくつか試してはみたものの、やっぱり戻ってくるのは「オレンジX」。食器洗いやペットのシャンプーとしても使えるほど純度の高い、フードグレードのオレンジオイルが主原料の多目的洗剤です。環境にも手肌にも優しいうえ、汚れ落ちも香りもとっても◎
【置き場所】5倍に希釈したボトルをキッチンに、100倍のボトルを洗面所とトイレに置いて使用しています。難点はボトルが派手&落とすと割れやすいところ(汗)
クエン酸もないと困ります。シンク周りや電気ケトル、お風呂のガラスなどについた軽い水垢なら、クエン酸水(水100mlに小さじ半分)をスプレーして少しおき、軽くこするだけで落とせます。
子どもが小さかった頃は、おもらししたときの下着のニオイとりにも使えました。濡れた下着を軽く洗ったあと、クエン酸水につけ置きしてから洗濯するとサッパリします。
【置き場所】キッチンのシンク下に粉末+スプレーで。
重曹は水に溶かして、油汚れ、皮脂汚れなどの拭き掃除に使うのが一般的ですが、難点は「水に溶けづらい」こと……。すぐにスプレーが目詰まりします(汗)
なのでわたしは、重曹はおもに「みがき粉」として使っています。中性洗剤を含ませたスポンジに重曹をパラパラとふりかけ、ステンレスの鍋やフライパンがまだ少し熱いうちに磨くとピッカピカに^^
【置き場所】クエン酸と同じ場所。
排水溝の汚れは、お湯を少し流したあとに酸素系漂白剤をパラパラと振りかけて放置するだけでスッキリします。お鍋に水と酸素系漂白剤を入れて火にかけ、60度以上になったところにふきんを入れておけば、真っ白になって消毒も完了。
【置き場所】クエン酸と同じ場所。洗濯用に、同じものを洗面所にも置いてます。
重曹の代わりに、セスキ水(100mlに小さじ半分)を油・皮脂汚れの拭き掃除に使っています。
換気扇周りの油汚れは、セスキ水をスプレーして少しおいてから拭きあげれば、するっと落ちます。使い捨てられるウエスなどを使うと、より手軽^^
扉の表面やスイッチ周りなどの皮脂汚れなども、さっと拭くだけて気持ちがいいほどきれいになります。ただし、二度拭きが必要なので、アルコールで落ちない汚れ限定で使うようにしています。
【置き場所】クエン酸と同じ場所。
キッチンカウンターや蛇口などの食品周りでは特に、食品グレードのアルコールスプレーが便利ですよね。揮発性が高く、二度拭き不要なので、窓ガラスや鏡の掃除にも使えます。汚れを落としながら消毒できる安心感も◎
【置き場所】キッチンカウンターに出しっぱなし。気になったときスグ使えるよう、洗面所とトイレにもスプレーボトルを置いています。
こういったナチュラル系クリーニングって、
ので、実用的だと感じます。「どんな汚れに」「なにを」「どんな濃度で」ということを覚えてしまえば、意外と使い勝手もいいので、ご自宅にセスキやクエン酸があるけど使ってないよ〜という方はイロイロ使ってみるといいかと思います^^
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