職場でも家庭でも、リーダー(主婦って家族のリーダーですよね?)には2タイプあるように思います。「人に任せられる人」と「人に任せられない人」です。

わたし? もちろん人に任せるのは大の苦手です(汗笑) 相手のスキルや性格を見極めて任せられそうなタスクを設定したら、最低限のルールを作って相手に理解できるよう説明し、任せたからには口出しせずに見守る! そしてうまくいったら漏れなく褒める!(成功したら相手の手柄、失敗したら自分の責任!)

…って正直なところ、めんどくさいです(汗) そこそこ器が大きくないと「自分でやったほうが早いわい!」となりますよね? 器サイズがお猪口並みのわたしとしては、なんでもかんでも自分でやりたくなるのを制するのに、いつも苦労いたします(汗汗)

もちろん、全部自分でやることのメリットもあります。たとえば仕事のクオリティを保ちやすいことや、スケジュールを守りやすいこと、そして何より誰かを待つ必要がないのでイライラさせられないこと。そしてデメリットは、「一人」でできる以上の仕事はできないこと、チームが育たないので結局自分だけが疲弊していくこと、「自分だけ!」とブツブツ文句を言いやすくなること、などでしょうか(汗笑) 職人気質、芸術家気質の人に多いかもしれません。

その逆に、人に任せる選択をすると、上記のようなめんどくさ〜いことに対応せざるを得ません。でも、うまくいったら相手も自分も素晴らしくいい気分♪ 仕事の幅もぐ〜んと広がります:) そもそも家族で暮らす以上「一人分」以上の仕事をこなさなくてはならないので、自分だけで抱え込むのは無理があります(スーパー主婦を除く) 結局は「人に任せられる人」になったほうが、何事もスムーズに運ぶのでしょうね…。

そういう視点で観察すると「わー、あのチーム、みんなスキルもやる気もあってラッキーだな〜」とか「あのうちの旦那さんは家事に協力的でいいわよねぇ」「あのうちの子は文句も言わずお手伝いするタイプでいいなぁ〜」っていう状況の後ろに、めんどくさ〜いことに対応しているリーダーの姿がチラチラ見え隠れいたします。あの人とかこの人とか、心から尊敬…。企業であれば、管理職に就いてバリバリ活躍するタイプだと思います。

わかっています。わかってはいるんですが、わたしは「めんどくさ〜い!」のです(汗)

…でも、そんなわたしのお猪口を刺激する出来事が、先日ありました。お休み期間中、子どもと一緒に洗濯物を畳んでくれていた夫。

夫「こうして、こうして、こうだよ」
子ども「こうして、こうして、こう?」
夫「そうそう。うまいね」
子ども「…(自慢げ)」

実際には、子どもの畳み方は驚異的にぐちゃぐちゃです(←夫は多分、上っ面で褒めている訳ではなく、本当に性格上、子どもの畳み方が適当なのが気にならないんだと思いますけれども)

わたしも何度か子どもと一緒に洗濯物を畳んだ事がありますが、もうこれが本当に修行のごとく忍耐力を求められるので、本人はやりたがるものの、最近はほとんど洗濯物を一緒に畳んでいませんでした。

自分ひとりで洗濯物をたためば5分で終わるところが、子どもと一緒に畳んだら10分かかる…。たった5分の違いですが、器お猪口には苦行の待ち時間なのです。

でも、冷静に考えたらやっぱりそれは「たった5分」。生活力のある子に育ってほしいと思いつつ、その芽を自分自身で摘んでいることに、夫の姿を見て気づかされました。せっかく子どもが自らチャレンジしているのを止めるとは、なんともったいない…。心から反省。

それで、器お猪口ながら自分ができることを考えたら、やっぱり住環境の方を自分と子どもにストレスなく整えるというところに行き着きました。得意分野で勝負です♪

結果:

こんな感じだった洗濯用品の収納棚を、

こんな風にオーガナイズしました。

<Before>
下の収納扉の上段から

  • 洗濯物干し用のハンガー
  • 洗濯バサミ・ネット・ゴミ袋を入れた無印BOX3つ
  • フェイスタオル
  • 大人用バスタオル
  • 子ども用バスタオル(現在は子どもはフェイスタオルで体を拭いているので、プールに行くときや吐き戻しでシーツが汚れたとき等に使用)


<After>
上段から

  • 子ども用バスタオル
  • 洗濯バサミ・ネット・ゴミ袋を入れた無印BOX3つ
  • 洗濯物干し用のハンガー
  • フェイスタオル
  • 大人用バスタオル

です。

これで、子どもが特に率先してやりたがるハンガーや洗濯バサミの片付けがやりやすくなりました。子どもが畳んでくれるフェイスタオルの棚も少し下がったので出し入れがスムーズに♪

さっそく手伝ってくれたハンガーの収納を翌朝見てみてびっくり↑ 向きがすべて揃っていました。わたしの普段の行動を見られてるんですね、真似されてます(滝汗)

ついでにもうひとつ、そんなにお片付けスキルの高くない夫のために、ゴミ袋収納も見直しました。

これまでゴミ袋は、一枚ずつ取り出せるようオリジナルの袋をカットして使っていたのですが、夫がゴミ袋を出した後は、必ずと言っていいほどグチャっとなったまま戻されていました(汗) なぜキレイに戻せないのだろう…と不思議に思いつつ、「任せたからには、大勢に影響のないことを指摘しない」ようにしていたんです。

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それを、こちらのケースに入れてみました。45Lサイズのゴミ袋ですが、畳みなおして入れたので、この状態のまま引き出せるはず…。しばらくこちらも様子を見たいと思います♪

主婦は家庭の管理職! 優秀なリーダーへの道は、まだまだ遠く険しいですが…精進いたします!(汗汗)

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  • 私もだ・・・と思わずコメントさせていただきました(笑
    うちは、洗濯物を畳む作業は私自身があまり好きではなく、主人のほうがきれ~~~に畳みます(汗
    子供たちも気が向くと手伝ってくれますが、途中で飽きたりやはり時間がかかるので、平日などはこちらもバタついてしまうので、平日はあえて声をかけずに休日「一緒にやろうよ~」っと(笑

    子どもの成長に合わせて、子ども目線での収納も必要になりますね。
    我が家はもうすぐ6歳と3歳なので、基本的な食器は全て子供たちの手の届く引き出しや棚への収納にしています(割れ易い繊細な器以外)。やはり「気が向くと」拭いた食器を片付けてくれます^^
    お兄ちゃんのほうは、もっと小さい頃はお手伝い楽しくて色々やろうとしてくれましたが、最近は「面倒くさい」精神を身につけつつあるようで、逆にこちらがはっぱかけて「働かざるもの食うべからず」精神を教えはじめております~(笑

    こちらはおにいちゃんが来春から小学生。日々の支度から帰宅後の持ち物の収納などを、子どもの動線を考えて真剣に考えなくてはなりません^^;子どもがスムーズに自分の持ち物を定位置に戻したり取り出したりできるような仕組み作り・・・大きな課題です(汗

    • くみくみさん、おはようございます:)

      ぷぷぷぷ、ほんとママ族って働き者なので(自分で言う)ついついちゃっちゃ、ちゃっちゃと手を動かしてしまうんですよね(笑) 毎日の事なので、わたし達がストレスなく続けられるのが一番だと思います♪ ママの仕事は小さい事にイライラせず、どっしり構えていることですものね〜:)

      子ども目線の収納! 本当に最近、実感しはじめています。最近は掃除用品の収納を見直したところ(←子どもが一番よくお手伝いしてくれるところ) 食器やカトラリーの収納も見直して、食事の準備に参加してもらいたいな〜と思いつつ、まだそこまで手が回っておりません(汗汗) くみくみさんを見習って、少しずつわが家も整えていきたいと思います♪

      やっぱり子どもが大きくなるにつれ…「めんどくさい」が出てくるんですね〜(笑) 今、2歳のわが子を見ていて思うのは「この人には『めんどくさい』っていう概念がまだないのだなぁ」です(笑) この先、どのタイミングでそれを覚えるか、今から楽しみに?待ちたいと思います(汗汗) いずれにしても、家族全員がストレスなく片付く仕組みづくりって大事ですよね。主婦業に終わりなし、ですね〜♪