子どもの夏休みの宿題に必ずと言っていいほど出される、読書感想文。めんどくさいですよねーー(☜ 親的に)
なんだかんだ言いながら、今年もまた子どもが読書感想文を書くのをサポートしてしまったわたし……(☜ 甘い。甘過ぎる)
作文が得意じゃない小学生が少しでもスムーズに読書感想文を書き上げられるよう、大人はどんなサポートができるのか。子どもの読書感想文お付き合い歴たった5年ながら、3つの秘策?を考えてみました。
多くの場合、読書感想文は指定図書以外を選んでもOKだと思います。であれば、つまらない学校指定の本は読まなくて問題ナシ! 子どもが自発的に読んでおもしろかった本を選ぶと、感想の言葉がうーんと出やすくなります。
これについては、昨年のブログにも書きました:
>>>小学校4年目にしてわかった!自由研究と読書感想文のスムーズな進め方
ちなみに、息子くんが最近、おもしろくて一気読みしていた本は「ぼくらの七日間戦争」。もちろん、「読書感想文の題材にしてはどうだろうか」とアドバイスしましたよ。
親世代が読んだ古い本でも、表紙のイラストが「いまどき」っぽいと、子どもを惹きつける効果アリ。
そもそも、本を「読む」という行為が苦手な子もいますよね? だったら、読む代わりに「聞く」のもアリなんじゃないかと、わたしは思います(学校によっては「だめ!」って言うかもしれないので、その場合は各家庭の判断で)
わたしもここ数年、audibleで本を「聞く」機会が増えたのだけれど、実はaudibleって子ども向けのタイトルもたくさんあるんですよね。息子くんも、ときどきaudibleで耳読しています。
最近、聞いていたのは、小説版「天気の子」(映画を観たのに)、「トムソーヤの冒険」(本を読んだのに)、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」「ロミオとジュリエット」(ドラマ仕立てがすごい)など。あと、落語も(汗)
ほかにも、「ナルニア国物語」や「モモ」「宮沢賢治全集」、「ハリーポッター」シリーズや「銭天童」シリーズなど、とくかくたくさんあるので、親子でチェックしてみてもいいかもしれません^^
子どもが読書感想文を書けない理由は、なにかを感じていても、それに気づいていないから……という可能性が高いです。
だから、いくつか質問してあげると、どんどん言葉が出てきます。「コンクールで入賞すること」「いい文章を書くこと」が目的ではないので(汗)、答えやすい軽い質問を投げかけるだけで十分。
たとえば、「ぼくらの七日間戦争」を読んだ息子くんには:
……みたいな感じで、10くらい質問しました。
ひとつ質問するたびに、自分の答えをホワイトボードなどに書き出してもらい、たくさん考えが溜まったら、繋がりそうな文章をグルーピング。書く順番を考えて、原稿用紙に清書したら完成です。
これはわたしが学生の頃、朝日新聞の作文教室で教えてもらった手法のアレンジで、いきなり原稿用紙に向かうより圧倒的にスムーズに文章を書けるようになります^^ 子どもだけでなく、大人になっても使える手順なので、素直に親の話を聞いてくれる今のうちに伝授?しておきたく、夏休みの昼下がりにせっせとレクチャーしているのでした。
といいつつ、来年あたりからは、質問も自力で考えられるようになるとうれしいのだけれど……(遠い目)
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