昨年末、小学3年生の息子くんが冬休みに入る前頃に、タブレット教材「RISU(リス)算数」をRISU Japanさんからお貸し出しいただきました。
なにぶんうちは狭いうえ共働きなので(←わたしが働き方をコントロールしやすいフリーランスとはいえ)、空間や時間を消費するモノやサービスのPRのご依頼は、最近ほとんどお受けしていないのだけれど……。
今回は「お受けします」と即答しましたよ。
都心住まい=小学校・中学校受験に前向きなご家庭が多いなか、「RISUやってるよ」と聞くことが結構あって、「へぇ、おもしろそう」と思っていたからです^^
そんなわけで今回は、公立小学校3年生男子による「RISU算数」の使用感レポートです。ご興味のある方のみチェックしてみてくださいまし^^
CONTENTS
■ RISUでナニができるの?<サービス内容>
「そもそも『RISU』ってなんやねん」という方も多いと思います。
わたしも、その名前を聞いたことはあっても、内容までは理解していなかったので、今回あらためて調べてみましたよ。
※青字はとくに大事だと感じたところ。
- 「RISU」とは、紙を一切つかわない、タブレット端末で完結する算数教材です(対応する教科は算数のみ)
- 端末上に表示された問題に対し、端末上で解答。自動的に採点されます
- 採点結果をAIが解析し、本人のレベルに合わせた問題を選択、表示されます
- コースは2つ。ざっくり言うと、「RISUきっず」は未就学児、「RISU算数」は小学生が対象(先取りできるので、厳密に分けられていません)
- 学習内容に学年縛りはなく、先取りしたい子は自分の学年より先の学習に進むことができるし、その逆も可能
- タブレットはRISU専用のものを使います(手持ちのタブレットにアプリをダウンロードして使うものではありません)
- 申し込み時に、専用タブレットが支給されます(解約後も返却不要)
- 「RISU算数」をクリアしたら、中学受験対策の「受験基礎コース」「数学基礎コース」に進みます(←ここでは詳細は省きます)
……みたいな感じ。なんとなくサービス内容が理解できたところで、実際にタブレットを使ってみることに。
■ RISUのタブレットが届いたらする2つのこと
RISUのタブレットが自宅に届いたら、学習を始める前にすることが2つありました。
- タブレットのwi-fi設定
- 実力テスト(30分から1時間)
です。
1つめのwi-fi設定は、自分のスマートフォンやタブレットを接続したことがあれば、問題なく設定できる感じ。
2つめの実力テストのほうは、ちょっと注意が必要です。
というのも、この採点結果をもとにAIが学習のスタートラインを判定するのだけれど、テスト前のガイダンスは1度しか表示されないうえ、テストも1回こっきり。操作ミスは考慮されないし、1度解いた問題をやり直すこともできません。
うっかりミスで実力より簡単なラインからのスタートになると、クリアすべきステージ数が増えるので料金が余計にかかります。学習開始後、すでに十分できる単元が延々と続くと、子どもによっては飽きてしまう可能性もありそう(汗)
なので、テスト前にしっかり子どもに操作方法を教えるだけでなく(ペンタブレットなので、操作自体はめっちゃカンタン)、操作に迷ったときは適当に次に進まないよう伝えておく必要があります。
ちなみに、チャカチャカしている息子くんは、案の定、習った単元の課題で「まだ習ってませんボタン」をうっかりクリックしてしまい、ひょえーーー!でした(汗)
そのほか、息子くんの様子を見ていて気になったのは、タブレット+付属のタッチペンの操作性がいまひとつなこと。タッチペンを使って画面上にカキコミできるようになっていますが、かなり反応が悪いので、操作に慣れないうちは(実力テスト時は特に)手元にノートと鉛筆があったほうが安心かもしれません。
■ いざ!RISUを使って学習スタート!
そんなこんなで、実力テストの結果をうけて(もちろん自動採点!親の丸つけ不要!)AIが判定したステージから、学習をスタートしました。
ステージ画面はスゴロクみたいな感じ。
クリアすると次のステージに進めるので、子どもにとってはまさにゲーム感覚のようです。
ステージを進めるためには、各単元ごとに用意されたテストをクリアしていく必要があります。ひとつひとつのテストの問題数はとっても少なめ。
単元を細かく分けることで、つまづいている箇所を細かく把握できるだけでなく、子どもが飽きずに進められるというメリットもある模様。
5分、10分の隙間時間に、自発的に「ドリルを1ページやろうかな」と思う子は少なくても(そういう子もいると思いますが、うちの子は違う…汗)、RISUなら「ちょこっと手にとってみようかな」という気になるみたいです。
おまけに、RISUには続けるための工夫もたくさん見られました。たとえば、正解するとこんな画面が表示されるんですよ↓ ゲームの画面みたいで、小3男子はもちろん喜びます(汗)
学習を進めるごとに、ポイントが加算されていくのもゲームっぽい。
ポイント数に応じてプレゼントがたくさん用意されているんですね。
息子くんはプレゼントページに掲載された「iPhone(ホンモノ)」にロックオン。「ポイント(プレゼント)ほしさに勉強をがんばる」って、昭和なわたしの子ども時代でも「あるある」でしたが……。
令和の今も、子どもにとっては大きなインセンティブになるんですね(小学生男子の生態は、むかしも今も、大きくは変わっていない気がする)
そんなわけで、1カ月ほど使ってみた子どもの感想は、「楽しい!もっとやりたい!(勉強している感覚ではない模様←とにかくプレゼントがほしい)」、親の感想は「よくできてるなぁぁぁ」です。
実際に、ほうっておくとずっとやり続けてしまうため、親が様子を見ながら適度なところで切り上げさせる必要があるほど。RISU、おそるべし!
■ RISUっていくらかかるの?<料金>
サービス内容だけでなく、親にとっては料金も大事なポイント。というわけで、料金体系も調べてみましたよ。
※青字はとくに大事だと感じたところ。
- 基本料と利用料がかかります。
- 基本料は固定で、年額一括33,000円(税込)です(途中解約時の手数料は発生しませんが、残期間の基本料の払い戻しもありません)
- 基本料には、タブレットの代金(解約後も返却不要)と保険料(タブレット破損時の代金が24,000円→送料・税込6,600円の負担になる)も含まれます。
- 利用料は、学習進度によって月額0円(税込)〜9,350円(税込)の間で変動します(詳細は以下に引用)
利用料を算出する計算式は以下となります。 1) 月平均クリアステージ数 = RISU算数ご契約開始からクリアーした累計ステージ数 ÷ ご利用月数 2) その月のご利用料金=1)の月平均クリアステージ数に応じた以下の金額 1.0未満:0円 1.0以上~1.3未満:1,000円(税込1,100円) 1.3以上~1.5未満:1,500円(税込1,650円) 1.5以上~2.0未満:3,000円(税込3,300円) 2.0以上~2.5未満:5,000円(税込5,500円) 2.5以上~3.0未満:7,000円(税込7,700円) 3.0以上:8,500円(税込9,350円)
……と、どうにもこうにもややこしや。
「先取りできる」という教材の特徴ゆえに、子どもの学習スピードに合わせて料金体系を変動させているから、こんなに複雑になるんですね(同期間中にたくさん学習した子と、まったく学習しなかった子を同額にしないというのは、ある意味「公平」とも言えますが……)
ちなみに、追加料金の上限にあたる9,350円は、通常の学習の約2.3倍速で、「小学校6年間のすべての内容をわずか2年7ヶ月程で達成する速度」とのこと。その場合……
基本料年額33,000円 x 3年 = 99,000円
追加利用料9,350円 x 31カ月 = 289,850円
合計金額 388,850円
月額換算 12,544円
が上限なのか?と理解しました(まちがっていたら、後日RISU Japanさんに訂正いただきます……汗)
算数一教科、オンライン学習のみで月額12,544円という金額だけみると高い気もします。
でも、早ければ約3年で小学校の算数学習を終えてしまうと考えると、ほかの通信教材と比べて割高という感じもしませんよね(そもそも、それだけやる気満々で先取りしてくれたら、親としては言うことナシかも?)
■ 独断と偏見で!RISUをおすすめしたい人は?
あくまでも個人の感想ですが……。
もしもRISUを使う最大の目的が、「親の負担を最小限に、子どもの学習習慣をつけること」であるならば、これより優秀な教材ってあるんだろうか。……と思うほど、よくできた教材だと感じました。
ただし、気軽にお試しできる教材ではないんですよね。
RISUは専用端末を利用するため、お申し込み時に基本料(年額33,000円)がかかります。そして、この料金は途中解約しても返金されません。なので、「申し込む前にちょっと試して、子どもとの相性を見てみたい」という場合は、ハードルがかなり高い……。
と思っていたら、PRにあたり、「RISU算数」「RISUきっず」を一週間お試し利用できるクーポンコード「bav07a」をいただいたので、気になった方はチェックしてみてもいいかも↓
【一週間お試しキャンペーンとは?】 RISUのタブレットを一週間お試しいただけるキャンペーンです。 お試し後も続ける場合、お試し費用はかかりません(お試しのみで返品する場合は1,980円(税込)がかかります)。 ご利用いただくタブレットはお試し用のサンプル問題等ではなく、すべて本契約と同じものをお使いいただけます。
次回は、わたし達家族が感じた、RISUのメリット、デメリットと、「こうしてくれたら、もっとよくなるのに」と感じたポイントをまとめてみたいと思います^^
>>>家庭学習の目的から考えた、タブレット教材「RISU算数」のメリット・デメリット
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