家庭学習の目的から考えた、タブレット教材「RISU算数」のメリット・デメリット

昨年末からお貸し出しいただいている、タブレット教材「RISU(リス)算数」。

前回は教材の概要についてお話しました。

>>>タブレット教材「RISU算数」を使って家庭学習してみました(公立小3年男子編の場合)

今回は、わたし達家族が感じたRISUのメリット、デメリットと、「こうしてくれたら、もっとよくなるのに」と感じたポイントをご紹介します^^

■ わが家にとって、RISUを使う目的は?

メリット・デメリットを考える前に、自分たち家族が「なんのためにRISUを使うのか」をはっきりさせておく必要がありますよね。その目的によって、メリット・デメリットは大きく変わりそうです。

RISUを使う目的として考えられるのは、たとえば

  1. 学習の習慣づけ
  2. 苦手な単元の克服
  3. 先取り
  4. 中学受験対策

など。

わが家の場合……。

息子くん@中学受験率高めの公立小3年生は、年長さんから1年間の「Z会」を経て、1年生からは塾(週1回)に通っています。学年が上がると通塾回数が増えるため、本人の様子を見ながら、Z会の週1通塾コースに切り替えてもいいねと家族で話し合っています。

夫も私も中学受験必須とは考えていないものの、子どもが高学年になって「受験したい」と思い立ったときに、「チャレンジする(できる)」という選択肢を残しておきたかったので、家庭で最低限の対応はしている感じです。

とにかく体を動かすことが好きなので、机にばかり向かってられないタイプ。冬休み中はサッカー合宿で魂を燃やしていた……

なので、ガッツリ受験対策されているご家庭と比べるとかなりのんびりしていますが、学校の算数は普通にできているし、学校や塾の課題も自発的に取り組む習慣はついている……という状況です。

つまり、1〜3の対策は今のところ不要なので、現時点でRISUを使う目的を考えると、スローペースの「4. 中学受験対策」ということになるかと思います。

そのうえで、あくまでも「わたし達が」感じたメリット・デメリットをまとめてみました。

 

■ 目的から考えた、RISUを使うメリット

メリットを羅列してみると、こんな感じ(※青字はとくに◎だと感じたところ)

  • オンラインで完結する(コロナ禍でも安心して続けられる)
  • 移動時間が不要親の送迎の負担も減らせる)
  • ゲーム感覚で楽しく学べる
  • モチベーションを維持しやすい
  • 専用タブレットなので、学習以外に気が散らない
  • 子どもの理解度に合った学習ができる
  • 子どものペースで進められる
  • わかっていない単元を見つけやすい
  • わかっていない単元の対策を、親が考えなくていい(AIが判定)
  • 先取り学習する単元の説明を、親がしなくてもいい(動画で学べる)
  • 親が採点しなくていい
  • 親が子どもの学習の進み具合をチェックしなくていい(どこまで進んだか、メールが届く)
  • 親がプリント整理しなくていい(プリントの保管場所も不要)
  • 親がスケジュール管理しなくていい

……って、おお(多)っ!

子どもにとってのメリットが大きいだけでなく、とにもかくにも親がラクなところもポイントです。

小学生の家庭学習のなにが大変って、親による子どものサポートですよね(汗) 子どもが幼い中学受験は、高校や大学の受験と違って親の関わりが必須だと言われているので、子どもだけでなく親も息切れすることなく続けられる学習環境というのはすごく大事。

だからこそ、これだけ親がラクできるなら、それだけでもRISUを選ぶ価値がありそうだと感じました。

 

■ 目的から考えた、RISUを使うデメリット

一方で、デメリットも見えてきました(※赤字はとくに△だと感じたところ)

  • 対応している教科は算数のみ
  • 筆記問題はない(タッチペンで「答え(数字)」を選択するだけ)
  • 学習が受け身になる
  • サポート(大学生によるメールでのアドバイス)が画一的
  • 動画解説は単元によってはアマチュア感がある
  • iPhone以外のプレゼントに魅力がない(おまけに、iPhoneをゲットするハードルが高すぎる)
  • 他のタブレット教材と比べると料金が高めかも
  • タッチペンの反応がいまいち
  • タブレット学習は視力への影響が心配(集中すると、どうしても画面との距離が近くなる)

中学受験対策を目的とすると、RISUだけでは足りないのかもしれません。けれども、RISUは算数の基礎固めと割り切って、ほかの通信教材や塾などと組み合わせて使い分ければ、心強いバックアップになってくれそう。

実際、しっかり受験対策をしているご家庭では、未就学〜小学1年生のうちにRISUを始めて早めに6年生までのステージを終え、そこから塾に切り替えるなど、公文的?な使い方をすることもある模様。

タッチペンと鉛筆、両方もってRISU中

そして、細かいことですが……タッチペンが使いづらいのも難点(汗)。うちは子どもが左利きということもあり、端末右の余白部分で筆算すると画面に手が当たって誤作動を起こすことが多いので、傍らに計算用ノートと鉛筆を置いて学習しております(汗汗)

 

■ RISUが●●になったらいいのに

こうなったらいいな、と思うこともありました。

  • 問題のページに解説ビデオへのリンクがはってあったらいいのに(わからない問題があったとき、どの動画を見て学習すればいいのかわかりづらい)
  • まちがった問題を寄せ集めて、復習テストをつくれたらいいのに(今はAIが自動判定)
  • iPhone以外のプレゼントも、もっと魅力的だといいのに
  • 手持ちのタブレットにアプリをダウンロードして学べる+料金は抑えめ…みたいなプランもあったらいいのに(タブレットが自宅にてんこ盛りになっているご家庭も多いと思うし)
  • もしくは、タブレットはレンタル+デポジット制にして、必要なときだけ短期契約できたらいいのに(1年縛りの契約はきびしい。Z会は単月契約できるため、コロナ禍の一時的な学習サポートとして使えて助かりました)

みたいな感じでしょうか。

RISUでの学習がとにかく手軽なので、契約・解約をもっと手軽にしてくれれば、より多くの子どもの学習支援に役立つのになぁと思いました。

……そんなことしてたら、会社はボランティアじゃないから立ち行かなくなるって言われそうだけれども。

 

■ 結論!わが家にとって、RISUはあり?なし?

なんだか厳しいことも書きましたが、それでもメリットのインパクトがすごいので、プラスマイナスでいうと、まちがいなくプラスだと感じました。

わが家の場合、子どもがすでに小学3年生(4年生目前)で、塾の宿題だけでおなかいっぱい状態のため、今から新たにRISUを始める(続ける)予定はありません。

でも、もしも今、未就学〜小学1年生くらいだったら、学習の習慣づけの目的で取り入れていたかもしれません。また、この先、算数で躓いたら、そのときあらためて取り入れてもいいかなと考えています。

 

……そんな感じで、あくまでもわが家の場合の結論はこう↑なりましたが、ほかのご家庭の状況や考え方は異なると思います。

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ご利用いただくタブレットはお試し用のサンプル問題等ではなく、すべて本契約と同じものをお使いいただけます。

……それにしても、わたし達、昭和世代と令和とで、子どもの教育環境が激変していることに驚かされる今日この頃(遠い目)

子ども達も大変だとは思いますが、受験とか合格とかいった短期的な話ではなく、人生を長い目で見て、楽しみながら日々過ごしてもらいたいと切に願います……。なんてったって、人生100年(以上?)時代ですから!

前回は記事はこちらから↓

>>>タブレット教材「RISU算数」を使って家庭学習してみました(公立小3年男子編の場合)

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「家庭学習の目的から考えた、タブレット教材「RISU算数」のメリット・デメリット」への2件のフィードバック

  1. 年長のサッカー少年がおり、ちょうど来年から塾や通信講座をどうしようか検討しているところなので、参考になります!
    テーマのRISUについての質問ではないのですが、、素敵シンプルな筆箱?ですね!学用品はどのように選定されていますか? 親の好みとしてはシンプルで大人っぽいものを…と思うけど、本人に選ばせてやりたいとも。でもとんでもないこと(ごちゃごちゃ)になりそうで…どうすべきか悩んでます。

    1. さるるさん、おはようございます^^

      うちは小学校のルールが厳しくて
      キャラクター付きの文具は使用禁止なんですよ。
      (消しゴムのニオイ付き・色付きも禁止)

      そのせいか、近所の文具店には
      キャラクターものの筆箱や下敷きが売られていません。
      なので、子どもを連れて行っても
      地味〜な商品しか選べないんですね(汗)

      ちなみにうちの場合、子どもの学校用の筆箱は
      本人に選ばせましたが、
      自宅用の筆箱(画像にうつっているもの)は
      親の文具も入れているので、わたしが選びましたよ^^

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