発達心理学者の内田伸子先生よると、子どもの気質や性格には「物語型」と「図鑑型」の2つのタイプがあるそうです。
「物語型」とは人間関係に敏感で、お人形遊びや物語絵本を読むのが好きな子です。もう1つは「図鑑型」といい、モノの機能や動きに興味がある子たちです。本の中では図鑑を好むため、「図鑑型」と名付けました。(子どもの性質をつかむ手がかりになる「物語型」「図鑑型」 | ママスタセレクトより)
※先生のお考えがわかりやすいページ:
第6回「子育てに『もう遅い』はありません~どの子も育つ共有型しつけのススメ~ 」(1) – 日本子ども学会
「物語型」の子どもの約8割は女の子で、「図鑑型」の8割は男の子とのことですが、うちの息子くんは明らかに「物語型」……。
図鑑も好んで読みますが、どちらかというと「くらべる図鑑」や「ふしぎの図鑑」といったストーリー性のある図鑑が好きな模様。そしてもちろん、図鑑より絵本(児童書)のほうが好きなようです。
そんなわけで、2週間に一度、息子くんと図書館に行って10冊の絵本や児童書を借りてきて、毎晩読み聞かせをしています。厚みのある児童書だとひと晩では読みきれないため、今のところ10冊/2週間がちょうどいいようです。
小学校低学年のうちって、読んで理解する力と聞いて理解する力がかけ離れているので、おのずと借りる本は2パターンにわかれます(両方借ります)。
それは、自分で読んで理解できる本↓と…。
文字が大きめで、ほぼすべての漢字にルビがふられているもの。絵本ナビの、年齢別編集部のおすすめ本は鉄板です。
読んでもらえば理解できる本↓です。
これはもともと絵本ナビで紹介されていた絵本なのですが、図書館に「絵本版」↓でシリーズが揃っていなかったので「完全版」↑を借りました。
このくらいの字の小ささになると、自分で読むのはむずかしい様子。けれども、耳で聞けば理解できるんですね。
この本は大人が読んでもじゅーーーぶんおもしろいので、子どもがその内容についてきているとわかったときは、「親子で一緒に楽しめる本が増えた!」と感じて、なんだかとってもしみじみしました。
もちろん、小さい子どものために書かれた絵本や児童書も奥深いので大好きだけれど、もう少し大きい子どもやすでに大きくなった子どもに向けて書かれた本には、また違った楽しさがある……。作者が行間に込めた想いの種類が違うんですよね。
それで最近は、絵本や文字大き目の児童書の合間に、大人になっても読みたくなる本を買ってはさんでいます。
以前借りてはまったパディントンシリーズ(特におもしろかった最初の3巻)とか、わたしが幼い頃に読んで悶絶したムーミンシリーズとか。
● くまのパディントン
● パディントンのクリスマス―パディントンの本〈2〉 (福音館文庫 物語)
● パディントンの一周年記念―パディントンの本〈3〉 (福音館文庫 物語)
● くまのパディントン 全10巻セット
● 青い鳥文庫「ムーミン(新装版)セット」全9巻 (講談社青い鳥文庫)
● ムーミン童話全集 全8巻+別巻
小さい心臓をドキドキさせながら読んだあれもこれも、そのうち揃えて一緒にドキドキ読み返したい……。
それにしても、自分が幼い頃に読んだ本のストーリーをほとんど(!)覚えていないことに驚愕します。わたしの記憶力っていったい……。でも、そのおかげで、うん十年ぶりに子どもと一緒に新鮮な気持ちで物語を楽しめているので、それもまたヨシ!
息子くんも大人になったら、小さい頃に読んだ本のストーリーを忘れてしまうのかもしれないけれど、ふんわりとでも「ドキドキしたこと」「おもしろかったこと」を覚えていてくれればいいなと思います。
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