数年前に、ハワイでウクレレを2本、買いました。夫用(右利き)と子ども用(左利き)です。
昨年の緊急事態宣言発令中は、父子であいみょんを弾きまくってましたが……普段、そうしょっちゅう使うものでもありません。
かといって、しまいこんでしまうと、まったく使わなくなる可能性が高いので、リビング横のシェルフに置いて、出しっぱなしにしていました。
ところが、ウクレレってすごく軽くて、ポンと置いているだけでは、ちょっと手が当たったりシェルフにぶつかったりすると、パタンと倒れてしまうんですよね。なにげにイラッとします(汗)
それで、ウクレレを壁掛けできる「ウクレレハンガー」を探していたのですが、どれもネジで壁に固定するタイプばかり。
ウクレレってギターほど重いものじゃないから、そこまでがっつり壁に固定する必要はないはず……。「ネジ穴」がもっと小さくてすむハンガーはないものか……。と、ずっと探していたのだけれど、なかなか見つかりませんでした。
そんな時、もしかして…と思って「Creema」をチェックしてみたら、ありましたよっ↓
ウクレレ壁掛けフック|Creema(クリーマ) ハンドメイド・手作り・クラフト作品の販売サイト (クリエイター:ななえさん)
同じ悩みを持っていたクリエイターさんが、石膏ボードに画鋲で固定できるハンガーをご自身用にデザインし、3Dプリンタで作成されたとのこと。それを改良して、販売してくれているのでした。
そして、これがすごくよかったんですよ! 3Dプリンターの真髄ここにあり!
一般的なウクレレハンガーが「ネジ止め」用にしている穴が小さくなっていて、プッシュピンを差し込むだけで壁に固定できる仕様です。3点で固定するから安定感もばっちり。
2本のウクレレのバランスを見ながら何度かつけたり外したりしましたが(汗)、もちろんピン穴はほとんど気になりません。
一般的なホルダーはスチール製が多いけど、3Dプリンタでつくられたものは全面樹脂製なので、ホルダーそのものが軽いのがうれしい。単体で見たときのデザインもスチールほどいかつすぎずないし、ウクレレをかけ外しするときの「あたり」も柔らかくていい感じです。
大量生産が前提の大企業は、当然のことながら「たくさん売れるもの」を優先してものをつくりますよね。ニッチな商品は開発が後回しにされるか、なんだったら切り捨てられることも多々あったりして……。
でも、3Dプリンタをつかえば、企業を介さない個人が小さなニーズを汲み上げて、そこにぴったり合った商品を以前よりずっと簡単につくり出せるようになります(ドラえもんの世界!)
たとえば、自宅の収納スペースにぴったり合ったサイズの収納用品、好みのカラー番号を指定したボックス、好みの形状のフックなど……。
もう少し3Dプリンタが広く普及したら、誰かの言いなりになったデザインを受け入れる必要がなくなるだけでなく、愛用していた商品が突然仕様変更されたり、廃盤になったりする恐怖?ともおさらば〜ですよ。
そのうち「家」そのものだって、コンクリートや鉄骨を使わず3Dプリンタで造れるようになったりして……。そのとき世界はどんなふうに変わっていくのか……。
「家」に関する仕事にしている人の多くは「STAND BY ME ドラえもん」でドラ泣きしつつも、未来のしずかちゃん家に目が釘付け&ワクワクしたはず……。
……またしても脱線しました。
とにもかくにも、ウクレレ壁掛けの悩みを解消してくれただけでなく、そんな「未来」を少し近くに感じさせてくれた、すてきな商品と出会えてよかったと、しみじみ感謝している次第です^^
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