以前ここで、「個人的にはスチールラックって、収納上級者向きだと思っているので、コンサルティングでは誰にでもオススメしているわけではありません」と書いたところ、コメントでその理由をお尋ねいただきました。
そのときの記事:
・【ルミナスのスチールラック】引っ越して形を変えた3つの家具(その2)
その理由とは……。
1) 美しく整えるのがむずかしい
スチールラックをリビングなどのパブリックスペース内に出しっぱなしにすると、「あれ? なんだかゴチャゴチャして見える」と感じることってないですか? その最大の理由は「丸見え感が高い」からだと思います。
通常、スチールラックの棚板部分はアミアミになっているので(アミアミじゃない棚板を選択することも可能ですが、オプション扱いだと思います)、棚の上に置いたものも、棚の下に置いたものも、どちらも透けて見えちゃうんですね。
だから、一般的なシェルフにものを収めたときより、視覚的な情報量が多くなります。このバランスをとるのが、驚異的にむずかしい。「飾るのが好き!センスにも自信あり!」な方以外は(=わたし、ですが)、プライベートスペースで使うのが「吉」だと思います。
2) メンテナンスが大変
スチールラックを使ったことがある人なら「あるある」だと思うのだけれど、棚板やスリーブの隙間にホコリが溜まりやすくてイラッとします。しかも入り組んでいるから、掃除しづらい。
とくにキッチンの近くで使うと、細かい油はねのうえにホコリがくっつくので、さらに掃除が面倒になります。それをほうっておくと曇ったり錆びたりするから“やっかい”なんですよね(スチールラックでも錆びることがあります)。
掃除に手間暇をかけたくない方(=わたし、ですが)は、収納スペースの中などホコリがたまりづらい場所や、多少ホコリがたまっても目につきづらい場所で使うほうが気ラクかもしれません。
3) 収納計画がむずかしい
耐荷重の高さが魅力のスチールラックですが、その分、ポールや棚板が頑丈にできていて、厚みがあります。棚板の左右いっぱいにものを収めると、ポール部分に干渉するし、棚板の上下いっぱいにものを収めると、棚板の厚みに干渉する……。
開口寸法(内寸)をしっかり把握したうえで収納計画を立てないと、スチールラックに収めたものや収納用品(とくに引き出しは要注意)が、どうにもこうにも使いづらくなる可能性大です。細かい計算が苦手なざっくりタイプ(=わたし、ですが)は、注意が必要だと思います。
長くなった!ので、残り4つの理由は次回に続きます。
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KEYさま
楽しみにしてました!とても嬉しいです。後半が待ち遠しいです。余計なことを書かないように、感想は後半の記事に書かせていただきます(笑)でも一言だけ。KEYさまは私から見たら十分デコレーションのセンスあります。羨ましいです。
プリマルナさん
楽しみにしてくださって、ありがとうございます!
って、なんだか怖い(笑) でも率直なご感想をお聞きしたいです(怖いものなんちゃら?)
センスを褒めてくださったのも、ありがとうございます。褒められて伸びるタイプなので、素直にうれしいです(どこに伸びるかは不明)