二泊三日で向かった先は、大阪でした。

午後いち発の飛行機で羽田から伊丹へ行き、そのままお墓参りへ。夜は小学校の頃からの友人A、Kと、友人Aの弟（もちろん小学校時代から知っている）の北新地にあるお店でごはん。友人母から信州赤ワインの差し入れもあり（当然、持ち込み）、ありがた〜く頂戴しました。

いや〜、わろたわ〜。しゃべったわ〜。だって、あれがああで、これがこうだったんですよ？（わかりづらい）　いやほんとに、幼い頃を知っている友人というのは、しみじみとありがたいものです。

二日目、三日目は、日本ライフオーガナイザー協会の年次カンファレンスに参加しました。

このカンファレンスは毎年一回、12月上旬頃に開催されています。開催地は毎年変わって、去年は仙台、一昨年は高松、その前は札幌、横浜、京都……など。今年は再び第一回目の会場に戻り、協会本部のある大阪での開催となりました。

協会の「年次総会」なので、参加できるのは協会員・準会員だけ。そこでライフオーガナイザー達が集まってナニをしているのかというと、飲んだり食べたり喋ったりする、だけじゃないんですよ（懇親会や二次会はそんな感じではあるけれども）

海外で活躍するオーガナイザーによる講演（同時通訳あり）や、ワークショップ、パネルディスカッション、分科会といったプログラムを通して、さまざまなタイプの“片づけ”に関する学びを深めているのです。カンファレンスに参加したライフオーガナイザー達の、その前と後を比べたら、某CM風に言うと確実に「ワンアップ」している感じ？（某CM風に言う必要もないけれども）

もっと詳しく知りたい方は、マスターライフオーガナイザーで、ライフオーガナイザー1級の講師、片づけ収納ドットコムのメンバーでもある吉川さんのサイトでどうぞ。

と、まるで常連みたいな口ぶりで説明しましたが、実はわたしがカンファレンスに参加したのは、今年がはじめて。隠れ人見知りなので、こういう場がどうにもこうにも苦手で……（汗）。けれども、今年はなんと、協会設立10周年という節目の年。自らを奮い立たせて、参加した次第です。

結果、気合いを入れて参加した甲斐がありましたよ〜！

上にも書いたとおり、さまざまな国の、さまざまなタイプの“片づけ”について学ぶことができたのは本当に楽しかった。知りたい、理解したいという感情は、人間の基本的欲求なんだと、改めて実感しました。

そして、それと同じくらい楽しかったのが、吉川さんも書いているとおり、全国各地から集うライフオーガナイザー達とたくさんお話ができたこと。

協会のレアキャラと遭遇して筋力談義をしたり（協会内には、めったに公の場に登場しないレアキャラがいるのです！←もしや、わたしも？）、初対面の人と初対面なことが疑わしいほど“おしゃべり”を炸裂させたり、全国各地で活躍している片づけ収納ドットコム編集メンバーに初めて会えて「ぎゃー！」ってなったり（←普段はzoomでビデオ会議しています）。

編集メンバーの手塚さんが送ってくれた、片づけ収納ドットコムチーム集合写真↑（全員じゃないのが無念！）

“こういう場”が苦手と言いつつ、いつも“こういう場”に参加すると、本当に心強いなぁと思います。

会社という組織で働く人たちは、縦の繋がり、横の繋がりがお膳立てされているけれど（もちろん、本人の社内営業も必要）、フリーランスで働く人は、当然ながら“基本ひとり”なんですよね。でも、ひとりで活動するライフオーガナイザーが100人、200人…1000人と集まって協力しあえば、ひとりでは解決できない課題に立ち向かう力が100倍、200倍…1000倍以上にもなります。

個々のライフオーガナイザー達が「集まって、学んで、おしゃべりして、楽しくてよかったね〜」という側面だけを見ると、単なる自己満足みたいに見えるかもしれません（そういう側面も、実はすごく大事だと思う）。

けれども、“こういう場”で得た協会内外の人との繋がりを、さまざまなタイプの片づけで悩むクライアントさんの元に還元できるということが、日本ライフオーガナイザー協会のコミュニティの大きな強みなんだと思います。ひとりでも多くの人が「もっと楽に、もっと生きやすく」なるようサポートしたいという共通の想いがあるので、みんな協力体制が前のめりなんですよね。

フリーランスで仕事をしながら、このようなコミュニティの力にバックアップされていると感じられるのは、ほんとうにありがたいことです。そんな感謝の気持ちを、改めてしみじみと噛み締めることになった大阪への旅、でございました〜。

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