先日、わが家の子ども服の持ち方について、Iさんからご質問いただきました。
今回は、クローゼットオーガナイザーの視点も含めて、そのご質問にお答えしてみたいと思います^^
Iさんのお子さんは娘さん。この春に小学校にあがるそうです。念のためお伝えしておくと、わが家の子どもは男子で、この春に小学二年生になります。
CONTENTS
- ご質問(1)息子さんの服はこのクローゼットにあるものがすべてでしょうか? オフシーズンや、お下がりはどのように収納されていますか?
- ご質問(2)服の数は少数精鋭で回してるようにお見受けします。ワンシーズンでトップス、ボトムス、はおり、アウターで何点くらいで回せるものでしょうか? 女子ということもあり、ボトムスはパンツ、スカート加えてワンピース、アウトドア用とお出かけ用…とアイテムが増えがちです。買っておいて、忘れてしまう失敗もあります。
- ご質問(3)現在の服の数に合わせて、ワイヤーラック等を購入しようかとも考えるのですが、狭い居住空間(40平米)が服のために更に狭くなるのもバカらしく感じます。 やはりここは、所有数を減らすのが第一とは思っています。どこまで減らせるか、、、。
ご質問(1)息子さんの服はこのクローゼットにあるものがすべてでしょうか? オフシーズンや、お下がりはどのように収納されていますか?
子どものアウター類はリビングに持ち込まなくてすむよう、玄関横の納戸に収納しています。そのため、オンシーズンの衣類は、クローゼット+納戸↓ですべてです(夏はクローゼットだけ)。
普段はスチールラックに取り付けたフックにアウターをひっかけています。
クローゼットのある(将来の)子ども部屋はリビング隣接なんですね。特に冬物のかさばるコートをリビングまで持っていって、うっかりそのへんに置いちゃったりしたら、もうそれだけで一気に散らかり感が満載になります。
なので、リビングには極力コートを持ち込まなくてすむよう、収納スペースを調整しているのでした。
オフシーズンの衣類は、クローゼットの枕棚に置いたバンカーズボックス2つ(浅型1つと深型1つ)に収めています。
浅型にはTシャツやハーフパンツなど薄手のもの、深型にはデニムやコートなど厚手のもの。なので、冬の間は夏物でボックスがガラガラだし、夏の間は冬物でボックスがぎっしりということになります。
お下がりというのは2パターンありますよね。子どもから譲るものと、子どもが譲っていただくものです。
息子くんから譲るものについては、うちはひとりっ子だし、同年代の友人知人にうちより小さいお子さんはほとんどいないし(高齢出産だったこともあり)で、お下がり先がないんですね。なので、着倒して処分するか、きれいなものはメルカリに出すこともあります。
息子くんが譲っていただいたものは、着られるサイズのものはすぐ着ます。まだ大きいものは、オフシーズンの衣類と一緒に保管。年2回の衣替えのときにチェックして、サイズが合うようになったらクローゼットに出す感じです。……といっても、やっぱりこれもあまり多くはないので、手に負えないほどの数になったことはないのでした。
ご質問(2)服の数は少数精鋭で回してるようにお見受けします。ワンシーズンでトップス、ボトムス、はおり、アウターで何点くらいで回せるものでしょうか?
女子ということもあり、ボトムスはパンツ、スカート加えてワンピース、アウトドア用とお出かけ用…とアイテムが増えがちです。買っておいて、忘れてしまう失敗もあります。
うちは男子だからか、服が少なくても多くても、本人からのクレームはほとんどありません(汗) なので、親目線で「洗濯の負担が少なくなる数」を揃えるようにしています。現在は、秋冬・春夏でそれぞれ
- トップス5枚
- ボトムス5枚
- 肌着類5枚
- 靴下5足
- パジャマ3セット
- スポーツウェア3セット
- 寒いとき用の羽織りもの5枚(秋冬のみ。厚手のコート、フリース、ダウンベスト、カーディガン、パーカを気温によって着回し)
くらいが、だいたいの定数だと思います。どれを組み合わせても、大外れしないようなシンプルな色、柄ものがメインです。
このくらいの数があると、「その日に着用している服+なんらかの事情でお着替え+1日洗濯できなかった」状態でも、翌日着るものがあるから、親的に安心。
子どももわたしも、見えないものを覚えておけるほどワーキングメモリに空きがないので、オンシーズンの衣類はひと目で全体が把握できるように、オフシーズンの衣類もボックスを開ければ全体が見渡せるように収納しています。
ご質問(3)現在の服の数に合わせて、ワイヤーラック等を購入しようかとも考えるのですが、狭い居住空間(40平米)が服のために更に狭くなるのもバカらしく感じます。
やはりここは、所有数を減らすのが第一とは思っています。どこまで減らせるか、、、。
女子だったり、服好きな男子だったりすると、どうしても服の数は増えがちですよね。わたしも(一応)女子なので、服を持ちたい気持ちはよくわかる……。
それで、もしもうちに服好きな女子(=かつてのわたし)がいたらどうするかなと考えてみたのですが……。最初に、
- 収納スペースには限りがあるということ(親子で本人の収納スペースを確認する)
- 予算にも限りがあるということ(春夏で●円、秋冬で●円など)
- 買った服を着られる期間にも限りがあるということ(サイズアウトや傷み、汚れ、流行の変化など)
この3つを説明したうえで、トップス、ボトムス、ワンピースなど、なにをどれだけ持つか(持てるか)、話し合ってざっくりルールを決めるのだろうと思います。
もしも今持っている服の量がルールより多かったら、何を手放すか一緒に考えるし、それより少なくなるまで新しい服は買いません。逆に、もしも少ないのだったら、予算を握り締めて(笑)親子で一緒に買い物に出かけ、ああでもないこうでもないとウキウキ服を選ぶのだろうと思われます。
おもちゃでも本でも同じことですが、親主導で何をどれだけ持つかコントロールしていると、子どもは何でもどれだけでも持てると勘違いしがちですよね(汗)
なので、まずは「わが家の状況」を説明し、たいていのものごとには上限があるということを伝えるのが大切だと、個人的には思っているのでした。
子どもの性格にもよりますが、年長さんくらいになると、意外と論理的に物事を考えられるので、状況が伝われば「説得する相手」ではなく「一緒に考えてくれるパートナー」になる可能性は高いと感じます。そうなると、子どもって本当に頼もしいですよね^^
ご質問(4)少ない服でいろんなシチュエーションをカバーするコツなど
もしも現在の住まい+うちの子が女子だったら、話し合いを経て、こんな感じが落としどころになる気がします。
■通学用
- トップス5枚
- ボトムス5枚
- 肌着類5枚
- 靴下5足
- パジャマ3セット
- スポーツウェア1セット
- 寒いとき用の羽織りもの5枚(厚手のコート、フリース、ダウンベスト、カーディガン、パーカを気温によって着回し)
■お出かけ用
- ワンピース1
- おしゃれなセットアップ1(トップス1、ボトムス1。これは通学時にも着用していいかも)
なるべく、すべてのトップス、ボトムス、アウターをどのように組み合わせても「変」じゃない色やデザインで揃えておけば(親子で買い物に行ってアドバイスすると、コーディネートのレッスンにもなりますよね)、朝の身支度もスムーズに進みそうです。
派手なデザインや色を試す場合は、トップス、ボトムスそれぞれ1点までに絞ったり、ワンピースで遊んだりしても楽しそう。数が少ないと更新頻度が高いので、今シーズンで失敗しても、次シーズンで取り返せるのもよい点ですよね。失敗を繰り返すことで、その子なりのスタイルが確立していくのだと思います。
長くなりましたが……あくまでもこれはわたしのものの選び方、持ち方なので、「そういう考えもあるんだな〜」くらいの参考にしていただければうれいいです^^
そうなんです。キリがないんです。だからキリをつけるのは、親の役目なのかもしれませんね。
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質問に一つ一つ答えるかたちで記事にして下さり、知りたいことを全て教えていただきました。ありがとうございます。
ストックを含めた子供服の収納に必要なスペースと、アイテムごとの保有数を具体的な数字でお答えいただき、うちならここにこれくらいのスペースを確保できればなんとかなる!と見通しがたち、とても助かりました。
また、「たいていのものごとには上限があるということを伝えるのが大事」という言葉がとても心に響きました。
我が家は40平米と、とても狭いです。
こどもの欲しがるオモチャを置き場所がないからダメ!と拒むたび、「こんな狭い家でごめんね。もっと広かったら、ダメって言わなくていいのに。」とこどもの要求を制限することに罪悪感を感じていました。
だから、「ここまでだよ。」と言っていいんだ!いやむしろ、大切なことなんだ!と目からウロコでした。
これからは正々堂々と、服は○着まで、おもちゃはこのスペースにはみ出さないだけ、と子どもに伝えようと思います。
改めて整理収納には心と直結してるなあ、と思いました。
これからもブログを楽しみにしています。
(先日の記事で、早速水枕を購入し、大満足です。)
匿名のIさん
家が狭いことは、子どもにとってそんなに悪いことじゃないと、わたしは思ってますよ^^
生活のなかで、ものの管理に関する学びの機会が自然と増えますから。ともにがんばりましょー!
(水枕、いいですよね^^わたしも満足しています)
ありがとうございます。
狭いことを言い訳にしないで、こどもと一緒に物の管理に向き合っていこうと思いました。
匿名のIさん
狭い家、ばんざいですよね^^
(わたしのほうこそ、気づかずすみません!対応しておきました…拝)