最近立て続けに、まもなく育児休暇を終了するワーキングマザーにコンサルティングのご依頼をいただきました。

そういう方々に前のめりでお伝えしたいことは、現場に戻る前に暮らしを整えておけば復職後の自分に感謝されるであろうことと、片づけのゴールは必ずしも”すっきり収納”や”美収納”ではないということです。

職場に復帰すれば、毎日仕事と家事、育児に追われることと思います。もしも平日にまかなえなかった家事が大量にあれば、週末に持ち込むことになるかもしれません。それで子どもと遊んだり、家族でのんびりしたりする時間が劇的に減ってしまったら、すごくもったいないように思います。

飛ぶように過ぎていく、子どもといられる貴重な時間について、先日の片づけ収納ドットコムでの国分さんの記事：

・独立する子どもの引越し、焦らず余裕を持って進めるコツとは？

を拝読して、改めて考えさせられました。

せめて週末は家事に追われるのではなく、子どもといちゃいちゃ過ごしたり、家族でのんびりしたり、自分の好きなことをするために使ってほしい。そのためにも、平日の間に効率よく家事ができる家と仕組みをつくっておくことが、暮らしの余裕への投資なのではないかと思います。

そして、そのときに邪魔になるのが、「”すっきり収納”じゃなきゃいけない！」「”美収納”じゃなきゃダメ！」という、すっきり信奉、美収納信奉な気がします。引き出しのなかが多少クシャッていても、戸棚の中が多少ゴチャッていても、リビングが多少ザワッとしていても、暮らしが問題なく回っているなら、割り切って見ないフリをするのも、ある意味大事なのかもしれません。

もしもうちの子どもが18歳で家を出る可能性を考えると…。あと何年一緒にいられるのかなと思います。そのうちの何年が思春期前で、そのうちの何年がママママ期なんでしょうか…。号泣！　むすこよ、早よ帰ってきてーーーっ！（夫とお出かけ中）

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