先週末、バンクシー展を見に行ってきました。
世界中に分散するバンクシーのストリート・アート。その代表作品を選りすぐって、テレビスタジオの舞台美術チームが、美術館とは異なる会場空間でリアルサイズに再現します。バンクシーのストリート作品を見るために世界一周の旅へ出なくとも、活動の3大地域と言われるヨーロッパ、アメリカ、そして中東の街並みをこの会場で体感いただけます。
故郷イギリスのブリストルからロンドン、映画にもなったニューヨークでの活動や自主企画で一世を風靡したロサンゼルス、そして幾度も訪れては作品を残し続けている中東。映画のセットのようなリアルな街並みを会場に出現させ、全面撮影OKの新感覚没入型展示を創出します。
※詳細はこちらで。
土日祝日は、13時から15時の間と18時以降が空いているということで、14時頃に行ったら結構空いていましたよ。
本来なら人が間隔を開けてずら〜っと並ぶところに誰もいなくて、喜びいさんでジャンプする9歳児の図↓
エレベーターで会場に入るまで10分ほど待ちましたけど、館内は人もまばらで、じっくりと見やすかったです。
コロナ禍で美術館などの時間帯指定チケットがすっかり定着しましたが、できれば予約制はアフターコロナでも続けてほしい……。
企画展の内容は、展示手法的にも小学生でもかなり楽しめるもので、息子くんも隅から隅まで興味深そうに見ていました。
……それで大人的に困ったのが、こと細かに質問してくること(汗)
バンクシーの作品は移民、格差、大量消費などに関する社会風刺的なものが多く、ひとつひとつに「今現在」の背景があり、バンクシー自身の意図があると言われてますよね。
見ているだけでゾワゾワさせられ、気持ちをユッサユッサと揺さぶられる作風なので、たしかに大人でも「なんで?」となります。
もちろん、そういうウラを知らずにそのままを受け取ってもいいのだけれど、子どもに質問されると、「答え」を持ち合わせていなくても、ある程度はその意味を一緒に考えてみたくなるわけで……。
事前にチェックして行ったHP記載の見どころや、作品のキャプションボードだけでは捉えきれず、帰ってすぐこちらをポチりました↓
これがすっごく興味深かった。とくに中東の移民に対するバンクシーの目線にはドッキリさせられ……。
子どもの質問がなければ買わなかった雑誌ですが、手にとってよかったなと思います(できればバンクシー展に行く前に読んでおきたかった)
これから小さいお子さんと会場に行かれる予定があって、わたしのようにバンクシーに詳しくない方は事前に(事後でも)チェックしておくといいかもしれません^^
Casa BRUTUS特別編集 バンクシーとは誰か?【完全版】 (マガジンハウスムック Casa BRUTUS特別編集)
Casa BRUTUS特別編集 バンクシーとは誰か? 【完全版】
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こちらも参考に↓
ちなみに、Casa BRUTUS編集部の取材によると、日本を含む海外を巡回している展覧会は「バンクシー本人が関与しているものではなく、バンクシーの合意なしに企画・運営されているもの」だそうですよ。
入場料の一部でも、バンクシーの活動資金として寄付されるといいのですが、どうなんだろう……。
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