独立してから住んだ家、8軒とも60平米未満のコンパクトなおうちだったのですが、今思い返しても「どの家もいい家だったな〜。居心地よかったな〜」と思います。
一番大きい理由は、「これでいいか、と適当に選んだ家」ではなく、「これがいい!と、自分(と家族)で選んだ家」だからかもしれません。
実際に住み始めると、「あれ、こんなダメなところもあったんだ」ということも多々ありますが…。自分が選んだ以上、そんなダメなところも「個性」として、仲良くつきあいたいと思っている次第です。家選びって結婚に似ているのかもしれませんね(汗)
そんな、小さな家への偏愛を抱くわたしが、SUUMOジャーナルで連載中の「狭くても快適に」が、本日公開されています。
今回、取材にお邪魔したのはインテリアブログ界の有名人、Makeesさんちです。お住まいは築50年の団地。セリフリフォームした45平米に、ご家族3人で暮らしています。
Makeesさんたちが入居される前は、何年も人が住んでいなかったため、かなり部屋の傷みが進んでいたそうです。でも、部屋に案内された瞬間、Makeesさんが感じたのは「いける!(楽しそう!)」でした。
実はその話を聞いたとき、ニューヨークのアパートをセルフリフォームして暮らしている友人のことを思い出したんです。彼女が入居前のアパートに一歩足を踏み入れたときも、「いける!(楽しそう!)」と感じたと話していました。
部屋との初対面でそんな風に感じられたら、リフォームの成功は固いのかもしれませんね:)
Makeesさんちでは、「狭い部屋の常識」がさらりと覆されているところもたくさんありました。たとえば上の時計は、IKEAのもの。2メートルくらいある特大サイズです。
上のオーディオシステムは、もともとMakeesさんのおばあちゃまのもの。昔のものなので(現役で使えます)、猛烈に大きいです。あと、寝室のフロアライトも二度見するほど大きかった!(たぶんIKEAのこれ?)
狭い家ではなるべく小さな家具や雑貨を…と考えがちだと思います。でも、実際に狭い家で暮らしてみると、全部のものが「ちんまり」していると、余計に「ちんまり度」が増すことに気づきます。
Makeesさんちは、大きなものの取り入れ方が、とってもすてきでしたよ。これから狭い部屋のインテリアの考える方の参考になりそうです:)
それから、Makees邸は…
狭いからといって、決してものが少ないわけではありません。一部の趣味のものは、驚くほど多い!(親近感!)
といっても、備えつけは収納スペースは上の写真、手前の押入れ1.5間と、寝室の半間弱のみ。大切なものを持つために、手放せるものは潔く手放す「ものの切り分け方」も、見習いたいところでした:)
家が狭い、古い、収納が少ない…。住みづらさの理由はさまざまだと思います。でも、そこに家族で住む決意をしたのなら、そこから最大のよさを引き出して、快適な住まいに変えていく。それを実現するために必要なのは、「覚悟」なんだなぁとしみじみ感じた取材でした。「団地」のポテンシャルが光る、本当にすてきなおうちでした。
詳細はこちらでチェックしてみてくださいね:
・狭くても快適に[4] 築50年の団地がDIYでヴィンテージな住まいに
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