フェミニン、クール、シック、モダン…。狭くてもインテリアスタイルは自由でいい(「都心に住む」掲載)

今でこそ、小さな住まいに満足して、自分たち家族なりに楽しく暮らしているわたしですが、その昔は、「家が狭い=くつろげない。片づけられない」などと、ネガティブに捉えていた時代もあります。

狭くても快適に、自分らしく住むことができるんだという考えを得られたのは、ニューヨークに住んでいた頃に出会った、1冊の本のおかげです(拙著でもご紹介している本)

 

最近改めて、何がそんなに響いたんだろうと考えてみました。

  • 狭くても工夫して空間を使いこなしているテクニック ?
  • 狭くても少ないものでムダなく暮らすミニマリズムの精神 ?

 

……否!ですよ。

 

わたしに響いたのは、

  • 狭くてもインテリアスタイルは自分好みでいいという自由

でした。

日本のインテリア誌や雑誌などで紹介されているスタイルは、「狭い家=ナチュラル系、ほっこり系」が多いじゃないですか……。

もちろん、そのスタイルがもともと好きならいいけれど、そうじゃないなら狭い自宅を無理してそっちに寄せる必要はないんですよね。

40平米でも60平米でも、自分の美意識に従って、フェミニン、クール、シック、モダンなど……自分好みのスタイルや暮らし方を追求していい。

先述の本では、狭くても自分らしいスタイルで暮らすことに満足している人たちが大勢登場しています。わたしはその明るく柔軟な考え方に感銘を受け、閉塞感を吹き飛ばすことができたのでした。

 

「……そうだった、そうだった」と、そのことを思い出すきっかけを与えてくれたのが、コロナ禍で長らくお休みしていた、スモールスペースへのご訪問。

「都心に住む8月号」で、参宮橋(代々木公園の最寄駅のひとつ)の57平米、2LDKのマンションに、家族3人でお住まいのMさん宅を訪れたら、これがまぁとにかくかわいく、かっこよく、グリーンいっぱいでフレッシュだった!

「狭い家=ナチュラル系、ほっこり系」だけじゃないことを教えてくれる、自由な発想の素敵なお住まいで、久しぶりにスモールスペースの可能性にワクワクしたお仕事だった次第です。

 

Amazonは紙・電子版どちらもあり↓

楽天booksにはもう電子版しかない…↓

都心に住むbySUUMO 2022年8月号【電子書籍】

こちらも参考に↓


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