いやもう、今更感満載すぎて、お知らせするのも汗汗なのですが……。
SUUMOジャーナルでの連載「狭くても快適に」の2回目の記事を、（ずっと前に）掲載いただいています。
今回ご登場くださったのは、人気ブログ「Living Small」のAkiさんですっ！ 最近、ご著書も出されました:)
Akiさんは、外資系企業でフルタイム勤務、4歳の男児のママ。約50m2の1LDKに家族3人で暮らしています。
Akiさんちのリビング・ダイニングは、わが家と同じかほんの少し狭いくらいなのですが、部屋に入った瞬間、「ひろ〜い！」と感じます。それは緻密に計算された「抜け感」のおかげ。
フォーカルポイントは、なんと窓の外！ 青々と茂った緑の借景が、部屋の一部のように感じられます。
ダイニングテーブル（80cm x 150cm）とキャビネット（上の画像、正面）、ソファーの高さが揃っているため、視界がクリアに抜けていくのが爽快。狭い部屋でも、「爽快」が実現できるんだ〜と、Akiさんちでつくづく感じた次第です。
そして前回に引き続き、今回も番外編!?として、「狭くても快適に暮らすために〜Akiさんおすすめの間取りや設備」をご紹介いたします。
これは連載「狭くても快適に」の1回目で取材させていただいたAさんも同じことをおっしゃっていました。やはり、コンパクトな家では、対面キッチンより独立型の方が扱いやすいよう。
そしてやっぱりAさん同様、リビング・ダイニングスペースに対して「垂直」になっている配置が便利とのこと。
こうしてAkiさんちのキッチン↑を拝見すると、その意味がわかりますよね。「垂直」配置のクローズドキッチンは、ほどよく生活感を隠せるのに明るく、リビング・ダイニングへの視界も確保できるうえ、動線の無駄もありません。
わが家はクローズドキッチンではあるものの、「水平」配置なのですごく羨ましいです〜！
Akiさんちの間取りは、寝室＝ウォークインクローゼット＝洗面所と、クローゼットをはさんで寝室と洗面所が繋がっています。洗濯した衣類をクローゼットに収める、朝起きて顔を洗う、顔を洗って着替える、そういった動作を最低限の移動ですますことができるため、暮らしの快適度がアップするそうですよ。
やっぱり玄関に大型の収納スペースがあると、狭い家でも片づけやすいとのこと。全体の収納量を重視するより、適材適所に収納スペースがあることが、狭くても快適に暮らす秘訣だといいます。納得ですよね。
狭い家で暮らした経験がある人には「わかるっっっ！」なポイントではないでしょうか（笑） 壁一面だけに窓がある中住戸の小さな部屋と、壁二面以上に窓がある角部屋の小さな部屋。家具なしで見た瞬間、広々と感じるのは後者ですが、実際に暮らしやすいのは前者だったりします。狭い部屋に窓が多いと壁面が少なくなるので、家具を配置しづらいんですよー。
ワンルームマンションであったとしても、部屋がL字型に曲がっていたり、凸型、凹型など、リビング・ダイニングスペースから死角になる空間があると、そこを別の居室のように使えて便利とのこと。
不動産用語集【HOME’S/ホームズ】によると、
アルコーブ(アルコープ)とは、壁面の一部をくぼませてつくった空間のことで、マンションでは主に、共用廊下から少し後退させた各住戸の玄関前部分のことをいいます。ドア開閉時に部屋の中が見えてしまうのを防ぐ、プライベートに配慮したつくりといえます。
ですが、アメリカでは室内の間取りについてもアルコーブが採用されていることがよくあるんです。わが家もそういった部屋に何度か住んだことがありますが、狭い家ではこれが本当に便利。日本の住戸でも積極的に採用したらいいのにな〜と、わたしも思います:)
そんなこんなな小ネタをご紹介いたしましたが、本編はこちらでチェックしてみてくださいね↓
狭くても快適に[2] 身軽でいるために選んだコンパクトな住まい
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