おさめますよさんのご著書「ざんねんな収納」(6月発売)を監修させていただきました(お知らせが遅すぎる「ざんねん」感満載)
思い返せば、コロナが「これほど」になる前のこと……。
おさめさんと、うちでネタのすり合わせをしたり、ランチに行ったり、プチ対談をしたり。
今ではちょっと考えられないような、「普通」の打ち合わせをしていたのでした。
定食屋さんでおさめさんが「今年のオリンピック、開催されないかもね」なんて発言されたのを聞いて、「いやいや、そんなことにはならないでしょう〜」なんて返していた自分のお気楽さがニクらしい。
……ハナシが逸れました。
「ざんねんな収納」では、雑誌や書籍で1000軒以上の個人宅を取材した収納ライターのおさめさん(もと・汚部屋住人とのこと!)が見てきた、60の「ざんねんな収納」が紹介されています。
「ざんねんな収納」っていうと、「まちがった収納」「ただしくない収納」だと思われるかもしれないけれど、そうじゃないんですね。失敗をあげつらう本じゃありません。
「はじめに」には、
雑誌の片づけ特集を読み、達人おすすめの収納法を試し、収納用品売り場に買いに走る。頑張っているのに、なぜか片づかない。
この本ではそんな状態を「ざんねんな収納」と呼ぶことにします。
とあります。そして、
「ざんねんな収納」の経験者は、努力の天才です。
努力の方向をちょっとだけ変えれば、「ざんねんな収納」は「片づく収納」に生まれ変わると信じています。
とも。
ほんとうにそうなんですよ。
片づかないのは、「だらしがないから」「ズボラだから」「センスがないから」そしてもちろん「がんばっていないから」ではないと、わたしも今では一層の確信を持って言えます。
多くの場合、片づかないのは単に「その人に合っていない片づけ方をしているから」。ただ、それだけのことです。人格とはなんら関係ないので、そのことで自分を否定する必要はありません。
「ざんねんな収納」は、いわゆる「片づけ方のノウハウ本」ではないので、この本を買って読んでも片づけられるようにはなりません(言っていいのか?!)
でも、「片づけにがんばりすぎて疲れた……」という人には、気持ちの癒しになると思います(なってほしいと思います)
本を読みながらお茶でも飲んで、「あっはっは!あるある、こんなざんねん〜!」と、コロナ禍のストレスを吹き飛ばしていただけたら、わたしもとってもうれしいです。
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