現在の住まいに引っ越してきたのは、2018年6月のこと。
内装の仕上がったマンションではあったものの、「どうしても、建具の色が苦手……」
ということで、入居前リノベーションを敢行しました(よっちゃんキッチンのこともあったし……)
そのとき、「なぜ、マンションの多くは内装が仕上がった状態で引き渡されるのだろう……」と、つくづく思いました。
多くの場合、新築マンションだったらデベロッパーが勝手に内装を決めて販売するし(オプションといっても、カラーセレクト+αがあるくらいだし)、中古マンションだったら売主さんが勝手にリノベーションして販売するし、賃貸物件でも大家さんだけが内装に手を加える権利を持っていますよね。
……なぜ?
住むのはデベロッパーの人でも、売主さんでも、大家さんでもな〜い! なのに、なぜ勝手に決めてしまうのだろうと、本当に不思議だし、残念に思います。
もちろん、住まい手の個々の希望にあわせて間取りからなにから、カスタムメイドするのはむずかしかろうとは思います(長期的には、そうなってほしいけれど)。
でも、床、壁、建具であれば、もっと柔軟に対応できるんじゃないかと感じます。
床、壁、建具って面積が大きいから、ここが変わると住まいは別ものになりますよね。そこだけでも住む人に選択権があったなら、どれほど多くの人が自分好みの家を手に入れることができるだろうと、しみじみ思うのでした。
……そんな、かねてからのわたしのモヤモヤに、ひと筋の光が差し込むようなイベントに参加させていただきました。
お誘いくださったのは、ライフオーガナイザー仲間の宇高有香さん。
そのイベントとは、LIXILによるインテリア建材ライン「Lasissa(ラシッサ)」の新作発表会でした。
インテリアコーディネーターの荒井詩万さんが手掛けたインテリア実例を拝見しながら(当然、ラシッサをフル活用!)、その可能性に胸がときめきましたよ!
ラシッサでは、たとえば
などのバリエーションが、多すぎず少なすぎず、かゆいところに手が届くボリュームで用意されているんですよ。
リノベーションだったり新築だったりで内装を考えるとき、そこから好みのものを組み合わせれば、「いい感じ」のコーディネートが完成するという仕組み。
これが、多くの人にとってすごくいいんじゃないかと感心したんですよ。
いちどリノベーションやリフォームを経験したことがある方ならわかると思うのだけれど、「自由」って、いっぽまちがうと「不自由」ですよね。
「さあ、お好きな床材、建具、壁の色をお選びなさい!」
と言われて、即メーカー名と、商品名、品番が浮かぶ人は多くありません。よっぽどこだわりがある人以外は、大きすぎる自由を前に呆然としてしまいます。
だからこそ、ある程度の枠があって「そこから自由に選んでいいよ」のほうが自由を満喫できるんじゃないかと感じるのでした。
といっても、ラシッサのバリエーションはけっして少なくありませんでしたよ。それは、詩万さんのコーディネート例をご覧になったらわかるはず↓ 4つのテイスト、まったく別ものです。
こんなふうにデザインを「選択できること」が広まったら、日本の「素敵な住まい」は特別な人だけのものではなく、より多くの人にとって身近なものになるんじゃないかな。……そんな風に期待した1日でした。
こちらも参考に↓
と、鼻息あらく(!)イベントを満喫したあとは、ご近所のカフェでランチ。このメンバーですよ↓
「ウチカラ」の宇高有香さん
「エコナセイカツ」のマキさん
「我が道ライフ」の大木聖美さん
「生活のメモ」の中山あいこさん
「シンプルライフ × シンプルスタイル」のDAHLIA★さん
「Living Small」のAkiさん
豪華や〜!
そういえば、おはなしのなかに出てきた「16パーソナリティ」。わたしもやってみたところ、外交官の広報運動家でした(なんのはなしや!)
LIXILの「Lasissa(ラシッサ)」の詳細はこちらから:
・LIXIL | リビング・寝室・居室 | 2020.4発売 新商品のご紹介
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