レタスクラブ6月号の特集「クローゼットをぜんぶ!お気に入りの服にする」で、読者さん宅のクローゼットをオーガナイズしました。
「2人のプロが語る 快適なクローゼットとは?」というテーマで、「Oggi」をはじめ多くのファッション誌でご活躍のファッションエディター、三尋木奈保さんと対談もさせていただいています(すんごくかわいくてドキドキした〜)。
「ぜんぜん特別なことはしていないです」とおっしゃっていたのだけれど、やっぱり「さすが!」なクローゼットの工夫がありましたよ(詳細は誌面で)
特集では、PART1(前半)で三尋木さんが「残すべき服の選び方」を指南。PART2(後半)で、わたしが「服選びが楽になるクローゼットの作り方」を、読者さん宅で実際にレクチャーしました。
こういう特集はビフォーアフターが明快で、「あっ!」という間にクローゼットが整ったように見えると思います。けれども実際には、撮影当日だけでなく、それまでにも多くの人手と時間がかかっています。「見た目」を意識したオーガナイズでは、収納用品を揃えるのにそれなりの費用もかかります。
たとえば今回だと……
読者さん宅のクローゼットの写真を拝見して、メールで質問。ご回答を受けて、購入する収納用品を選定。
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購入した収納用品を読者さん宅へ発送。
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事前に、三尋木さんの指南に沿って「残す服」を選別。あわせて「減らす」服も選別。
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いよいよ撮影当日。選別した服とクローゼット、収納用品を確認しつつ、読者さんと話し合いながらオーガナイズ作業!
……で、やっと「アフター」になるわけですよ〜。
なにが大変って、一番大変なのは何時間も、次から次へと「判断」を求められるクライアントさん。片づけって、小さな決断を積み重ねて進めていくものだと思います。なにを残すか、どう収めるかだけでなく、時間、手間、お金、そしてスペースも含めて、どこにどれだけ投資するか。わたしから「提案」はできるけれど、「決断」はご本人にしかできないこと。オーガナイズ作業を行うと、クライアントさんが疲労困憊されるのは、肉体的に疲れるというより、脳の「決断疲れ」によるものなんですね。
そんなわけで、魔法のように一瞬でクローゼット(家)が整うことって、残念ながらありません(少なくとも、わたしの現場ではありません←断言!)
けれども、一瞬で整わないからこそよいのだと、わたしは思います。じっくりと判断の反復練習を続けることで、片づけの決断力が身について、ひとりでも片づけられるようになる。快適な暮らしが維持できるようになる。それこそが、理想なのではないでしょうか:)
と、話がそれましたが……。
Amazon↑だと在庫あり。
レタスクラブ 2018年6月号【電子書籍】[ レタスクラブ編集部 ]
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お近くの書店で見かけられたら、チェックしてみていただけるとうれしいです:)
さらに余談ですが、よくご質問を受けるので先にお伝えしておくと、誌面で紹介している不織布の衣類カバーは無印のものです。わが家でも使ってます↓
通気性のある不織布に防虫剤が練りこまれているため、1年間の防虫効果があるそうです。衣類が透けて見えないので、季節外の衣類や冠婚葬祭用の衣類などを、普段よく着る服と切りわけて管理できるのが◎。ショート丈、ロング丈が選べるうえ、プチプライスなのもうれしいところです。
注意点としては、カバーの表面・裏面の合わせ部分(とくに首〜肩のライン)がもろいこと。強くひっぱると破れます(汗汗)。日常的にカバーをかけ外しするようは使い方には向きませんが、一定期間そっと保管する衣類のカバーとしてなら問題ないレベルです。防虫効果の切れる1年ごとに買い換える……といった使い方がよいのかもしれませんね。
最近の個人的なお気に入り商品で、あちこちでオススメしています:)
こちらも参考に↑
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