50代から始める予防医療【01. 帯状疱疹ワクチン】

「帯状疱疹」って、一度でもかかったことがある人ならわかると思うのだけれど、これがまぁとにかく辛痛!(汗汗)

帯状疱疹とは、痛みを伴う発疹が神経に沿って帯状に出現する疾患です。成人の9割以上が抗体を持っているといわれる「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因で、加齢や疲労によって免疫が低下したときなどに発症するとのこと(東京都保険医療局HPより)

わたしの帯状疱疹デビュー?は結構早くて、35歳くらいの頃。仕事が立て込んでいたときに発症したので、免疫力が下がっていたんだろうと思います。

あのときは若さゆえ?あるいは薬のおかげ?で、すぐ完治したけれど、患者の約2割は痛みが数ヶ月から数年にわたって残る「帯状疱疹後神経痛」に移行すると聞きました。

50歳を過ぎると、年齢とともにどんどん発症頻度が上がり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるとも言われています。怖すぎる……。

と思っていたら、今年から東京都では50歳以上の都民を対象に帯状疱疹ワクチンの助成金を出すことになったとのこと。

ワクチンに対する考え方はひとそれぞれですが、わたしはあの痛みを思い出すだけで足元が生まれたての子鹿のように震えるので、帯状疱疹ワクチンを接種することにした次第です。

調べてみたところ、メジャーなワクチンは2種類ありました。

  • 不活化ワクチンの「シングリックス」。2ヶ月間隔で2回接種が必要。費用は2回で4万円程度と激高ではあるものの、発症予防効果は96.6%、効果は9年以上持続。
  • 生ワクチンの「ビケン」。こちらは1回接種でOK。費用も1万円程度と割安ですが、発症予防効果は69.8%、持続性は5年程度。

わたしの場合、近所の病院で「ビケン」は取り扱いがなかったので、必然的に「シングリックス」を選択しました。

ご参考までに、東京都の補助額は生ワクチン5,000円/回(1回のみ)、不活化ワクチン10,000円/回(2回まで)。子どもの予防接種チケットのように自治体から自動的に送られてくるものではなく、自分で申請する必要があります。区によって対応が異なるため、詳細はHPなどで要確認。

詳しくは:

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大人になると、気付かぬうちに免疫力が下がっていたりするので、できる範囲で予防はしておきたい……。

ほかにもいくつか病院でチェックしてもらったことがあるので、まだ次回、続きを書いてみたいと思います(わたしも病気ネタを書く年頃になったのね〜遠い目)

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