先日、aさんよりステルトンジャグの使い勝手について、うさぎさんより山形鋳物の急須の使い勝手について、ご質問いただきました。
■わが家のステルトンジャグはこちら:
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の「ソフトブラック」というマットなブラックです:)
子どもが2歳(正確に言うと1歳11ヶ月?)まではフルタイム育児をしていたこともあり、「温かいお茶がのみたいな〜」と思ってもお湯を沸かすのがむずかしいことが多々ありました(離れると泣かれますよね?)
それで、朝一番にポットいっぱいにお湯を入れておき、お茶が飲みたくなったらポットから急須にお湯を注いで飲む…という感じで使っていました。子ども用にミルクを作るときは、都度お湯を沸かして冷ましていたので、ポットはほぼ大人用という位置付けです。ちなみに、混合育児で当時はコーヒーを飲めなかったので、わたしの水分補給はほうじ茶かルイボスティーでした:)
1リットルのお湯を入れておいて、夕方までに飲みきっていましたが、さすがに最後の方はぬるくなります。これはわたしが、片手でサッとお湯を注げるよう食卓用のロッカーストッパー(蓋の形状)を使っていることも影響しているかもしれませんね。ピクニックストッパーなら保温時間はもう少し伸びそうです。
毎日のお手入れは……していません(滝汗) 1日の終わりに、残ったお湯を捨てるだけ。翌朝またお湯を入れる時、熱湯でさっとすすいでいます(保温効果を高めることもできます) 電気ポットと同じ感覚で「お湯しか入れてないし、毎日洗剤で洗う必要もないかな〜」と思ったりして……(だめ?) 特別なお手入れでさえも、ときどきクエン酸+お湯を入れてしばらく置いてすすぐ程度です(わが家のポットは黒いので、ときどきお手入れしないと白いスケールが気になります〜)
現在はコーヒー解禁になったため、毎朝お茶用のお湯を入れておくことはありませんが、夜ごはんや週末ランチでお茶を飲む時は、沸かしたお湯を入れてテーブルに置いておけば、いつでもアツアツのお湯を注ぎ足すことができて便利です:)
■山形鋳鉄の急須はこちら:
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の、ウォールナット蓋バージョンです。
鉄器で有名な「南部鉄器」と「山形鋳物」との違いはこちらに詳しく書かれていますが:
南部鉄器は華やかな装飾的で、山形鋳物はシンプルなのが特徴です。
南部鉄器の装飾として、表面にはアラレやトンボなど古くから親しまれた模様をつけることが多いといわれています(表面のポコポコとしたあれです)。
近年では桜模様や梅模様、またピンクや白などカラフルなカラー南部鉄器も人気が出てきていますね。
それとは対象に山形鋳物は言わば「引き算の美学」でデザインされた鋳物。
南部鉄器がお洒落で可愛い見た目であれば、山形鋳物はシンプルでモダンなデザインが特徴です。
見た目は南部鉄器程の華やかさが無く地味な印象ですが、見飽きる事のない普遍的な美しさと、使えば使うほど表情が変化してくるという味わい深さがあります。
……そうなんです、一見するとたいそう地味なんですが(汗)そこがむしろ気に入っているところです:) そして残念ながら?多少「手」がかかるのは、南部鉄器も山形鋳物も似たような感じだと思います。
わが家の急須は表面に漆が塗られているタイプですが、使っているうちにだんだんと剥がれてくるため、濡れたままにしておくと「サビ」がでてきます。そのままテーブルやクロスの上に置いておくと、まあるくサビ模様がついてしまうので、使う時は専用の「敷物」の上に置くなどの注意が必要です(サビていないときでも、注ぎ口からお茶が垂れたままにしておくとテーブルに漆マークがついてしまうので要注意)
おまけに、一番最初の画像をよ〜く見ていただくと…表面にうっすらと白いシミのようなものが見えませんか? 「たまには中を漂白しよう」と、酸素系漂白剤+お湯を入れたら吹きこぼれてしまい、表面にシミが〜(汗汗) 陶器やガラスの急須と同じような感覚で雑に扱っていると、「いい味」はつかないようです(反省) そんなこんなで、多少「手」のかかる急須ですが、だからこそ愛着もひとしお:)
ポットも急須も、末長く使っていきたいと思っています:)
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keyさん、こんばんは、うさぎです。
お忙しいのに、早速記事にしていただき、ありがとうございましたm(__)m
確かに、山形鋳物はシンプルですね(でも、集合体恐怖症の私には一般的なアラレ模様が難しいぃので山形鋳物がベストです)
そして、やはり少し手のかかる子ですね。でも、デザインが素晴らしいから、そのくらい手がかかったっていいわ~と思えます。教えて頂いた通り、専用の敷物が必須ですね。
色々と教えて頂き、ありがとうございました!前向きに検討できそうです。進捗ありましたら、ご連絡します。
ステルトンジャグも興味津々ですが、サーモスが現役バリバリです(笑)何より、keyさん宅と一緒になっちゃうわ(汗)
それと、これらと一緒に置いてあるグラス&茶色のペーパー?は、何ですか?それにしても、素敵です~、うっとり。
ウンベラータは、今の8号鉢のまま、根を整理すると思います。さすがに、これ以上鉢を大きくすると、ぎっくり腰になりそうです。ゴムの木は、どうします?ここは、もう天井まで育てちゃいますか?(←そんなに伸びるのかしら?)
私も「楽で美しい暮らし」を素人なりに研究していこうと思います~、師匠、今後ともよろしくお願いしま~す。
うさぎさん、コメントをありがとうございます:)
実はこの急須について、ちょくちょく聞かれることがあったので、記事にまとめることができてよかったです:)
ぷぷぷぷぷ、そうでした(笑) そういう方にはベストな選択かもしれませんね:)
ステルトンジャグは、実はその前に使っていたお気に入りの保温ポットがパーツ替えできないもので処分するしかなかったため、「次に選ぶのはパーツ替えできるもの!」という理由で選んだのでした(汗) でも、サーモスなら(良心的そうなので)パーツ替えできそう? ちなみに、わが家もマグ保温カップはサーモスです。保温効果がすばらしい!ですよね:)
一緒に置いてあるのは、花瓶に入れたペーパーナプキンです(汗) 食事の際、口を拭いたり手を拭いたりするのに使っています。ティッシュペーパーだと1枚じゃ頼りないけど、ペーパーナプキンなら1枚でOKなことが多いので重宝しています:)
わたし、最近気づいたんです。わたしが魅かれる人ってみなさん、片づけの「研究」って言うんですよーーー(笑) ほんとに、片づけは「研究対象」だと思います!
key様
ステルトンジャグの質問をいたしましたaiです。
この度は記事にしていただいてありがとうございました!
飲みたい時にあったかい飲み物がすぐに淹れられるのは、いいですね。
お手入れについても参考になりました〜(わがやも同じ方法になると思われます・・・)
今度どこかで実物を見て、購入を検討しようと思います。
同時に急須についてもどちらのかしら?素敵!と思っていたので、嬉しい記事でした。
お忙しいところ、いつもありがとうございます。
これからも、更新を楽しみに拝読いたします!
aiさん、コメントをありがとうございます:)
いえいえ、とんでもないです:) ステルトンジャグを使っていると、どうやって洗うの?って聞かれることがあったので、正直に「洗ってない」ということを告白しておきたかったわたしです(笑) aiさんが引かずにいてくださって(むしろ同じ方法を採用!?)なんだかうれしい:)