【家選び1】それは住みたい街選びから、でした
【家選び2】街が決まったら、次は建物
に続く、最終回は部屋(間取り)選びについて。
告白すると、わたしのこだわりの度合いは、自分にとって優先順位の高い順に
1)魅力的な街にある
2)信頼・安心できる建物
の中にある部屋であれば、正直なところ「よっぽどおかしなことになっていなければ、どの部屋でもいいかな」くらいの想いでした。
友人にこういうと↑驚かれたのですが、それだけ1)2)の優先順位が高かったということ。
それさえクリアしていれば、自分の中の満足度は80%満たされたも同然だと、これまでの引っ越し経験から感じていました:)
そのため、
・広さ
・部屋数
・動線
・眺望
・方向
・設備
は、1)2)のためであれば、どれも妥協できるところだったんです。
結果的には、さすがにすべてを諦める必要はなく(わたし達の感覚的に)バランスよく整った部屋を選ぶことができました。
なかでも「広さ」にこだわりがなかった点は、前提条件だった「魅力的な街にある」「信頼・安心できる建物」を満たすために、大いに役立ってくれたように思います。
…なぜ、そんなにまでも間取りそのものへのこだわりが少なかったのか、自分なりに考えてみると。
・広さ
これまで住んできた部屋も60平米以下のコンパクトなものばかり。それで苦痛に思ったことがないうえ、狭い部屋でアレコレ工夫して暮らすのがむしろ「挑戦」のようで楽しい…と思っています:)
・部屋数
1ベッドルームあれば、子どもがいてもなんとかなるかなぁ〜と気軽に考えています。将来気が向いた時に、リフォームで2ベッドルームにできる余裕のある間取りなら、なおよし!
・動線
よっぽど変な造りじゃなければ、暮らしているうちに人間のほうが適応するから大丈夫。
・眺望
これも、よっぽどの絶景であったとしても、そのうち慣れ(飽き)ます。
・方向
うちには暑さが命取りになるフレンチブルドッグが2匹いるので、夏の暑さが大変な高層西向き以外であれば、どっち向きでも…。
・設備
最新の設備も、新しいのは今だけで、すぐに古くなるから深追いしない主義です。
真面目に造られていれば問題なし。
と、かなり割り切っているのだと思います。
ただし、部屋に入った瞬間、「あ、いいな」と感じる直感のようなものは大事にして(非論理的!)今のおうちも選びました:)
おかげで現在も、自宅から半径3キロ以内が行動範囲という地元密着型ライフを送りつつ、お部屋もちんまり快適に整えることができています。
ちなみに、ここまで割り切れるようになったのは、このブログのタイトルとして引用させてもらっている↓この本の影響が大です。
Small Spaces: Making the Most of the Space You Have
どのお宅も、決して広くはありませんが、「狭さ」に言い訳せず、限られたスペースを最大限に活用されています。
この本を手に取ったとき、ちょうど住んでいるおうちが少し手狭かなぁと思っていたところだったのですが、「いや、まだまだいける!」と思い直し、がぜんやる気が出ました:)
今でも大事に手元に残していて「クローゼットが狭いなぁ」とか「収納用の家具を買おうかなぁ」とか思うようになった時は見返して、「まだスペースを上手く活用できていないだけかも!」と自分に活を入れている次第です。
と、ちょっと話がズレましたが……以上が、わたし達が現在の住まいを選ぶまでの軌跡でした(かなりざっくりですが)
みなさんの部屋(間取り)に対するこだわりはどんなですか?
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View Comments
keyさんの考え方にとても共感しました。
私も実は結婚から子供が3歳・0歳まではとても狭いアパートに暮らしていました。
その頃、空間をいかに有効に使うか、かつ快適に住めるか考えていました。
今もそうですが、基本うちは物を増やさないようにしているので、
戸建てに引っ越した時は、家の中がスカスカで驚いたものです。
miyazyyさん、共感してくださってありがとうございます:)
> その頃、空間をいかに有効に使うか、かつ快適に住めるか考えていました。
結局のところ、狭くても広くても、快適に暮らせる方って
どこででも快適に暮らせる才能があるのですよね。
わたしも「狭いから」「子どもが小さいから」と言い訳しないよう
日々、快適さを追求してゆきたいと思っています♪
> 今もそうですが、基本うちは物を増やさないようにしているので、
> 戸建てに引っ越した時は、家の中がスカスカで驚いたものです。
えらい! 広くなったからって、その分モノを増やしたら
結局エンドレスでスペースが必要になっちゃうんですよね…。
スカスカライフ、わたしも見習いたい!(むずかしいけど)