9月1日から9日まで、お休みをいただき、家族でハワイへ旅行に出ていました(9月5日の記事は予約投稿)。
その間に、大阪に住む友人からLINEで台風21号による被害、北海道に住む友人からは北海道地震による被害について聞かされることになろうとは……。
どちらも、友人宅では長時間にわたる停電があったとのこと。それで思い出したのが、ニューヨークに住んでいた頃に経験した、2003年のブラックアウト。日中は30度を超える真夏だったんですが、丸2日ほど電気が使えませんでした。
仕事がお休みだった夫はその日、ゴルフの練習でひとり、郊外に出ていました。周りがだんだん暗くなり……真っ暗になっても帰宅しない夫。携帯も繋がりません。地下鉄も当然動いていなかったのだけど、ゴルフ場から自宅のあるマンハッタンまでは、治安のよくないエリアを通らなくてはいけないんですよ。いやな汗がたら〜りたらり……だったのは、エアコンが動かないからだけではありません。
とにかく無事に帰宅してくれることだけを祈っていたら、20時ごろ、夫は笑顔でひょっこり帰ってきました。「バスを乗り継ぎ、途中は徒歩で」とのこと。なにごともなく帰宅できたのは、運がよかったのだと思います。夫の職場に比較的近い都心に住みたいと、わたしが考えるようになったのは、この経験と9.11のテロによるトラウマの影響が少なからずあります(夫の職場はワールドトレードセンターの向かいのビル)。
そんなわけで、夫が無事に帰ってくるまでは、そればっかりが気がかりでしたが、夫が戻ると、今度は本格的に停電の厳しさが身にしみました。
マンションが停電するということは、室内の電気が使えないというだけでなく、トイレも使えないし、お湯がでないからシャワーも使えないということ。当然、エレベーターも使えません。一般家庭だけでなく、スーパーマーケットだって停電しているので、生鮮食品はほとんど手に入りませんでした。電気のある暮らしに慣れきった都会の軟弱者には、心底厳しい2日間でした……(単なる停電なので、アメリカ人はキャンドルを灯したカフェやバーのテラス席で、氷で冷やしたビールを飲んでましたけど←その逞しさがうらやましい)。
停電だけでも、こんなに不安で不便な思いをするんですよね。それを引き起こしたのが自然災害だったら、なおさら辛い(友人から聞かされた被害は、停電によるものだけではありませんでした)。色々と感じることもあるけれど……今回たまたま被害に合わなかったわたし達はいつもどおり暮らしながら、「いま自分ができること」をするしかないのかもしれません。
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