最近、何かと目にする「マインドフルネス」という言葉。アメリカのメディアでも、聞かない日はないほどです。
日本のwikipediaによると:
マインドフルネス(英: mindfulness)は、今現在において起こっている内面的な経験および外的な経験に注意を向ける心理的な過程である 。瞑想およびその他の訓練を通じて開発することができる。
マインドフルネスの語義として、今この瞬間の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることであるとか、特別な形で、意図的に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことであるといった説明がなされることもある。
とのこと。英語のwikipediaのほうが詳しいです(なんだか「宗教色」を感じる説明ですが……)
ざっくりにいうと、「ながら●●」をせず「今」に集中する暮らし方。だと思います。
・食事をしながらニュースを見る
・家族と会話しながらスマホを確認する
・パソコンで仕事をしながらメールをチェックする
情報が溢れるほど入ってくる時代のせいか、気づくと「ながら●●●」をしていることがあります。
「効率よく情報を仕入れておきたい」「マルチタスクでTO DOをこなしたい」という表れだと思いますが、私自身は、もともと複数のことを同時進行できないタイプなので「ながら●●●」だと逆に非効率的。仕事でも家事でも、目の前のことだけに集中するほうが性格に合っていると思います。
とは言いながら、目の前にあること=「今」の自分に集中し切ることって、意外とむずかしいです。
たとえば、「みかんを剥いて食べる」とき、みかんのことだけに思いをはせるのって、すごくむずかしいんですよ。「あ、あのメールに返信してなかったな」とか「例の仕事の期限って明日だっけ」とか「Aさんのあの話、どういう意図だったのかな」とか、頭の中で過去・未来のいろんなことを考えます。今、みかん食べてるのに(味がわからなくなるっちゅう話です)
でも、過去のことや未来のこと、今の自分以外のことばかり考えているということは、度がすぎると、今ここに自分がいないのと同じことなのかもしれません。考える必要のないことを考えすぎて疲れたり、急ぐ必要もないのに急がなければいけない気になったり、そのせいで自分には時間がないと思い込んでしまったり。
家族や友人とのコミュニケーションや、片づけ、家事、仕事のことも。もっと「今」を大事に、目の前のひとやものに集中して暮らせるといいなと思う、夏休みの夕方なのでした。
「マインドフルネス」って、日本古来の文化に根ざしたところがあるので、わたし達には理解しやすい考え方かもしれませんね。
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