部屋が空っぽのうちから、理想の部屋をイメージしているとどうなるか?

最近会った友人、知人に、立て続けに「ニューヨーク旅行記の続きはどうなってんの?」と尋ねられ…。

今日は、なが〜いこと滞っていたニューヨークひとり旅、「SMALL SPACES(小さな部屋)」シリーズ第1弾であるNさんちの続きです。

これまでの記事:
「男前」だけじゃない!かわいいブルックリンスタイル
アートもビンテージも名作家具も!キッチンが「主役」の家
ミチコに心を開いてもらえなかった件。

WilliamsburgにあるNさんちは、55平米弱の2ベッドルーム(LDKのほかに2つ個室があるつくり)。キッチンと繋がっている部屋は、リビングルームです。

上の写真、左手奥のドアがキッチンと繋がっています。備え付けの収納スペースが限られているため、ソファの後ろにカーテンを取り付けて、夫婦2人のクローゼットにしているそうです。

わたしも賃貸アパート暮らしだった頃に、この方法↑を採用していたことがあります。現状復帰できるようにカーテンを取り付けるだけで、手軽に収納力を上げられるので便利:)

ソファの横(上の画像正面)にあるマントルピースは、以前は本当に使われていたものだそうです。現在は使っておらず、飾りとして残っています。

ニューヨークで家を探すと、よく物件情報に「Pre-war」と記載された部屋を見かけます。これは「第2次世界大戦前に建てられた建物」という意味です。そういった物件では、暖炉付きの部屋も珍しくありません。

壁の淡いブルーグレーも、DIYでペイントしたものだそう……ですが、しばらくすると色が落ちてきて、Nさんいわく「塗り直したらまだらになっちゃった(テヘッ)」。素人DIYあるあるです。そういうのも「味」ということでひとつ(笑)

ちなみに壁にくっついて飛んでいる「木製ムクドリ7羽」は、ブルックリン在住のアーティスト、Nic Millerさん作」とのこと。

ヴィンテージショップで見つけたというガラスジャーに、まつぼっくりが入っていたり……

木製のラダーや……

壁にはアート作品も。

たくさんのものが、いろんなところから、バラバラのタイミングで入ってきても「まとめ上げる」のが編集者、N。

編集者の考え方「ページが真っ白なうちから、完成したページをイメージしている」と、家づくりのアプローチ「部屋が空っぽのうちから、理想の部屋をイメージしている」って、似てますもんね。

頭の中に思い描いたカタチがあるからこそ、もの選びにブレがないのだと感じました。

余談ですが、ソファはIKEAのものだそうです。ブランケットのうえには、わたしに心を開かなかったミチコのおもちゃ。

ミチコにバリバリされた爪痕もありましたが、程よくヴィンテージがミックスされたインテリアのなかでは、それもやっぱり「味」だと感じられるのでした:)

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