シェーカーボックスって、整理収納女子の憧れですよね(ですよね?)
わたしも若かりし頃に購入しました↓
「美は有用性に宿る」が、そのまま表現されたシンプル極まりないデザイン。
1枚の木を薄く削って貼り合わせた継目部分「スワローテイル」が、なんともかわいい。このように「装飾」されたわけではなく、強度を求めた「結果」こうなったというから、心がシビれます。
今はシェーカー教徒だけじゃなく、いろんなメーカーや作家さんがつくっていますよね。
もともと本体はメープル材でつくられるのが一般的らしいけど、よく目にするのはこういう感じの↓明るいブラウンのもの。
シェーカーボックス オーバル(チェリー) #5 [BR001-5]【北欧 トレー トレイ 木製 無垢 桜 ふた付き スタッキング 裁縫箱 ソーイングボックス】
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それも素敵なんだけど、わたしには少し甘すぎる……。
あちこちのショップで見かけは手に取り、手にとっては棚に戻し、戻しては手に取りを繰り返し、なかなか決断できず……。
それがあるとき、某インテリアショップで濃いブラウンのシェーカーボックスを見つけて即決したという、わたしにとってはなかなか思い入れの深い収納用品なのでした(すでに廃盤だけど……)
でも、正直に言うとシェーカーボックスって、わたしには使いづらいです。
- ものを出すたびに「フタを開ける」というひと手間がかかる
- オーバル型なので、「フタを閉める」ときは向きを本体と合わせないと閉まらない
- オーバル型なので、入れるものを選ぶ
- 深さがあるので、ものの入れ方に工夫が必要
- サイズ違いを重ねるとかわいいけれど、下のものがとりづらい
- 大きいサイズは重い
などがその理由かと思われます。
なので、わたしがシェーカーボックスに入れるものは、「毎日使うわけじゃないけれど、使うときにはすぐアクセスしたいもの」限定です。
以前は、来客用のコースターやキャンドル関連のアイテムなどを入れていたボックスに、今は裁縫道具を2段に分けて収納↓
これまで裁縫道具は納戸に置いていたのですが、ちょこまかと運動量の多い低学年男子の衣類が、すぐ補修の必要な状態になるため、シェルフの上に移動しました。
大掛かりな補修はしないし、それも毎日のことでもないんだけど、やっぱり面倒で後回しにしてしまう……。
それが、シェーカーボックス裁縫箱なら、「あぁ、あのステキ箱に入ってるんだった!」と、ちょっとウキッとしながらすぐアクセスできるようになった次第です。
そんなわけで、単なる「収納用品」としてシェーカーボックスを見ると、ほかにもっとたくさん有用性の高いものがあるなと思います。
でも、単なる「もの」としてではなく、気持ちの面からシェーカーボックスを見ると、美しいし、触れたいし、大事にしたいと感じます。
……使う人を選ぶシェーカーボックスって、やっぱり奥が深い。と思う今日この頃なのでした。
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