インテリア雑貨じゃないけれど、結果的にインテリアの一部になるもの

旅行に出かけると、いつもより視覚・聴覚・味覚・触覚といった五感を刺激されるものだけれど、わたしの場合、体験と結びついてもっとも記憶に残りやすいのは、嗅覚を刺激する「香り」な気がします。

だから旅行のお土産に、「香りもの」を選ぶことが多いです。今回、旅先から持ち帰ったのは、「NA NIN」のリードディフューザー。

息子くんが「キャンプ・ペンギン」に参加している間に、夫とふたりで出かけたカカアコ地区の「SALT」で購入しました。

こういった、インテリア雑貨じゃないのだけれど“出しっぱなし”にして使うから、結果的にインテリアの一部のようになるものを選ぶのって、むずかしいですよね(リードディフューザーって、インテリア雑貨のくくりかもしれないけれど)。

お店に並んだときに目立つよう、こってりデザインされたものなんかだと、自宅に持ち帰ってみると確実に浮いてしまいます。かと言って、地味一辺倒だとつまらないし。

お店ではそれほど目立たないのだけれど、考え尽くして無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインがキラッと光ってる……みたいなのが、ちょうどいいなと思います。資本主義国だからか、そういうデザインのものは、なかなか見かけません。

そんなわけで、リードディフューザーの香りは気に入ったのだけれど、ボトルデザインが気に入らなくて買えなかった。ということが、わたしはこれまで、わりとよくありました。

その点、「NA NIN」のリードディフューザーは香り(Dark Neroli / Lotus Flower)も気に入ったし、見た目もよかった。無色透明だけれども厚みとカーブにニュアンスのあるガラスのボトルが、なんとなくハワイの砂浜のようなイメージ(ブランドはリッチモンドみたいだけど)だし、限りなくシンプルなラベルもよい。もともとついていたコルク栓は、リードと同じ淡い色。そのリードは麻ひもでまとめられていて、わたしにはちょっと乙女度が強かったのだけれど、総合点で◎でした。

日本に帰って、ブランドサイトをとチェックしてみたところ、「NA NIN」って、もともとはシンプルなデザインの「vintage clothing line」がメインなんですね。その流れを汲んだ香り、デザインということで、なんとなく納得できた次第です。

ちなみにこのリードディフューザーは、玄関のニッチに置いています。帰宅するたびに、ふわっとハワイを思い出す香りがして、日々癒されております。

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