今日は片づけ収納に関する記事ではありませんので、ご興味のない方はスルーしてください。
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先日ご紹介した雑誌「都心に住む」で、文京区にお住いの方に取材させていただく機会がありました。
なんと文京区では、お子さんが満2歳になるまで利用できる”子育て訪問支援券”が交付されているとのこと。お子さん一人につき年48枚交付される、このチケットを利用すると、区が指定するベビーシッター事業者による保育サービス、家事サービスを1,000円/時間で受けられるそうです。
ちょっと調べてみたところ、文京区以外でも、保育、家事、送迎などの子育て支援をしている街って意外と多いんですね。
これから職場復帰する予定があって、「自分の住む街が、そういうサービスを実施しているかどうか知らない!」という方は、一度、お住いの街のホームページをチェックしてみるとよいと思います(東京以外でも!):
・リンク集/都内区市町村|東京都
・ファミリー・サポート・センター事業|東京都福祉保健局
差し伸べる手に当事者が気づかないことってよくあるので、今の自分には必要なくても仲のよい友人知人に役立つ情報が得られたら、念のため伝えておいてもよいかもしれません。
職場復帰直後もそうだけれど、産後体調が悪い、高齢出産で体力がない、年の近い二人目の出産、お子さんが双子(三つ子)、共働き、頼れる親族が近くにいない、夫と育児・家事をシェアできないなど、さまざまな理由で、誰かの力を借りたいときってあると思います。特定の理由がないものの、なんとなく気持ち的に疲れてるときも、子どもがいようがいまいが、家事の負担が大きくて支えきれないと感じるときも、もちろん同じです。
そういうとき、ほんの少しでも誰かの力を借りられると、本当にラクになります。そのラクさが気持ちのゆとりに繋がって、家族との関係にも余裕が生まれると感じます。
けれども、「周りのみんなはそういうサポートを利用していないから…」「自分さえがんばればなんとかなっているから…」「そんなことにお金を使ったらもったいないから…」と、自分の気持ち以外のところでブレーキがかかって、誰かの力を借りられない人も多いと感じます。
誰かに頼ることに罪悪感を感じて、どうしても我慢してしまうという場合、実際には力を借りないとしても、そういうサポートがあるんだということを、まずは知ることも大切なのかもしれません。誰かの力を借りられると知るだけでも、気持ちがラクになることって、あると思うからです。
そして本来、そういう罪悪感をいただく必要はまったくないということを、わたし自身も周りになんとか伝えていきたいと思っているのだけれど、なんともこれがむずかしい……。「母ならひとりで家事も育児もして当然」「誰かに頼ったり、お金でサポートを買うなんて悪」という世論が、まだまだあるんだと思います。
そんななか、夫が購読している日経デュアルでこんな特集を発見しました:
>>【3月号前編】 ベビーシッター&家事代行ランキング2019 | 表紙、特集ページ | 日経DUAL
有料記事なので転載はできないけれど……。
個人的に、日本でももっと育児や家事(もちろん片づけも)を誰かに頼るのが「普通」の世の中になってほしいと思っているので、こういう記事が多く世に出るのはとてもうれしいことです。
なにかを我慢している理由が「母だから」「女性だから」よりも、なにかを実現できている理由が「母だから」「女性だから」のほうが、なんだか幸せなように思います。きれいごとであったとしても。
あわせて、先日はこんな記事も書きました。
>>片づけのプロが実践した「入園前に準備しておいてよかったこと」と「職場復帰に向けたTO DOリスト」|片づけ収納ドットコム
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