「料理がなかなか上手にならないから…先月から料理教室に通ってるの」
「夜ごはんを作る気力がないから、今日はデパ地下でお惣菜買っていくわ」
「年末の大掃除、時間がないからお風呂とキッチンだけお掃除サービス頼んじゃった」
「おせち料理を作るのって大変だから、毎年買ってるのよ〜」
「夫のシャツのアイロン掛けが苦手だから、クリーニングに出しているの(ドキッ、わたしですが…汗)」
などなど。
家事の一部を第三者から学んだり、外注したりすることに、罪の意識を感じる人は少ないように思います。それで余った時間を家事よりもっとずっと大切なことに使えるなら、むしろ前向きで喜ばしいことと考える人も多いかもしれません。なのに…。
ハナシの流れで、わたしが「ライフオーガナイザー」の資格をとったことを友人、知人に話すと、大抵ものすごく驚かれます。「そんな職業あるの!?」という感想に続き、ときどきものすごく深刻な顔で「わたし、ダメなのよ。片付けられなくて…」と告白されることもあります。「片付け」に関してはまだまだ第三者に助けを求めるということが普及していないのだなぁ…と、つくづく感じる瞬間です。
本当ならもっと「片付けられない」で悩んでいる人の元へ行き、わたしでできることがあれば出し惜しみせずにサポートしたい…そう思うものの、人生には無理できないタイミングというものがあるのだと、小さい子を育てているとしみじみ感じます(それでいいと思っています)
そんなわたしが「今」できることといえば…本当にささやかながら、世の中には「片付け」も、誰かに教えを請うたり、外注したりできるものだと伝えることなのかな、と最近は考えるようになりました。
そんなわけで、先週はわたしらしくもないインターネットラジオに出演などして、「お片付け」について熱く語ってみた次第です(滝汗) 実はこういう「誰かにとって役に立つかもしれない情報」を個人的に発信することに、以前は非常に抵抗がありました。それは仕事でビジネスとしてその手の情報を発信してきた…ということもありますけれども、それより何より「照れくさい」というか「おこがましい」というか「めんどくさい」というか(これが一番大きい)…だったからです。
でも、「片付けられない」ことを罪のように告白する友人、知人の顔を見て以来…自分の照れとか面倒とかそういうのは一旦置いておこうと考えるようになりました。
もしもずっと片付けられなくて悩んでいたり、一時的に片付けられなくなってしんどい思いをしていたり…。もがいても、もがいても、そこから逃れられなくて、ますます辛いという状況に陥っているのであれば、第三者に頼るという選択肢があることをぜひ知っていただきたいと、心から思います。別にライフオーガナイザーじゃなくてもいいんです。注意して周りを見ると、「お片付け」のサポートをしてくれる人は大勢います! 何よりもまず、頼る相手がいるということを知っておいていただきたいと…思っています。
なんだかいつもと雰囲気が違ってきたので、この辺で。明日からはまた普段のブログに戻りますよ!
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> 「片付けられない」ことを罪のように告白する友人
これ、ものすごく心当たりあります。先日伺った案件がお世話になっていた知人でしたが、「我が家を見たあとでも、私のこと嫌いにならないでね・・・」って言うのです。(実際はとても片付いていましたが)
日本には片づけ=躾けという図式がどこかに根強くあって、片付けられないのは「育ち」の問題ととらえられ、その人の評価ポイントになっちゃうからなんでしょうね。単にライフスタイル上の都合だったり、料理やなんかと同じで好き嫌いの問題に過ぎないのにな。と思います。
あとそれと・・・・・・
>それより何より「照れくさい」というか「おこがましい」というか「めんどくさい」というか(これが一番大きい)
これもすごくわかる(笑)!
hosさ〜ん、おはようございます&コメントありがとうございます!
そうなんですよね。この資格をとってはじめて、そんな方々の繊細な感情について気づかされましたよ、わたし…。
う! 奥深い! たしかにそういう面もあるのかも!!! うーーーーーーーーん、考えさせられるなぁぁぁぁ。でも、片付けって料理や掃除ほど、直接的に教育されていませんよね。だとしたら、教育現場での意識革命も必要そうですよね。家庭環境が複雑化しているので、教育ですくえるところはすくってほしいなぁと思います。…あ、だから高原理事の活動はそういう方向に行っているのか!(納得!)
なんだかひとりボケつっこみみたいになってスミマセン(汗笑)