リデザインについて思うこと。そしてトークイベント@「DESIGNART TOKYO 2019」開催のお礼

10月18日(金)から27日(日)まで、表参道、外苑前、恵比寿、代官山など、東京のあちこちで開催中のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART(デザイナート) TOKYO 2019」。

昨日は、クリナップさんと飛騨産業さんのコラボレーションで誕生したキッチンテーブル、「HIROMA」が出品されている六本木の「HIDA 東京ミッドタウン店」で、「狭小住宅での暮らしのコツ」をテーマにしたトークイベントを開催しました。

午後2回開催で、各回とも10名くらいのお席だったため、終始なごやかな雰囲気のなか、お話させていただくことができました。お越し下さったみなさま、ありがとうございました^^

夕方の部の様子↓

(お店のなかに展示したキッチンテーブルを囲んでのイベントだったため、小さいお子様をお連れの方にはご不便をおかけしてしまい、本当に申し訳なかったです……)

キッチンテーブルはイベント開催直前まで開発が進められていたため、その「実物」を拝見したのは、わたしもこの日が初めてでした。

あらためて、クリナップさんのような老舗キッチンメーカーで、このような商品(シンクはあってもガスもIHもない!)がよく誕生したなと思います。

デザインをブラッシュアップしていく際、「redesign(リデザイン)」という言葉がよく用いられます。これって、簡単なようでいて、本当にむずかしいこと。自分のなかで「完成形」だったデザインを、一旦ぜんぶ壊す勇気が求められるのだけれど、一旦固まった人間の常識を外すのって、これがもうほんとにむずかしい。

だからこそ、既存のタクシー業界からUberは生まれず、既存の音楽業界からiTunesやApple Musicは生まれなかったんですよね。

かといって、老舗や大手がイノベーションのジレンマに陥って手をこまねいているだけじゃない!ということを、今回のイベントで目の当たりにし、個人的にもすごくよい刺激を受けました。

というのも、リデザインという考え方は、実はわたし達の暮らしのなかでも常日頃求められていることだと感じるからです。

片づけも、一度手を入れたら終わり、じゃありません。ライフスタイルが変わったり、新しくものが増えたり減ったりするたびに、これまでの住まいの「常識」を疑い、必要であれば一度すべてバラして、今に最適化することが求められます。リデザインの繰り返しなくしては、つねに快適に暮らすことって、実はできないんですよね。

なんだか、学生時代を思い出して熱くなってしまった……。開発に携わった女性おふたりに感化されたからかもしれませんね〜。

「DESIGNART TOKYO 2019」の開催は27日(日)まで。ミッドタウンの「HIROMA」以外にも、さまざまなデザインやアートに触れられる場があります。暮らしの「よき刺激」を求めて、お近くの方はぜひお立ち寄りくださいませ。

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